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最後の夜明けは最愛のキミと  作者: れる
第三章 戦骸
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幕間 独り。――死の唄――

 どうせ独りだったんだ。

 他でもない、僕自身が。


 どうやって世界を変えようか。

 そんなこと、考えたって無駄だった。


 だって僕は、誰も救えやしない。

 僕自身さえも。


 皆は言う。「貴方がいないと生きていけない」と。

 でも実際、そんなことなかった。

 僕がいなくなったって、皆は普通に生きていく。君はいつか消えた僕を置いていく。

 そしていつか忘れ去られ、散骨するように僕の心、魂すら死んでいく。


 どうせ分かってたさ。


 僕なんかがどうこうしたくらいで世界が歪な形に歪むだけだ。


 俺だって、僕だって、いつかは幸せになりたかった。


 そんな、叶わない夢を祈ってた。



 どうせ二人ぼっちだったんだ。

 他でもない僕ら自身が。


 どうやって君を変えようか。

 そう思うことが必死でさ。


 でもそんなこと。

 考えたって無駄だった。


 だってほら。君は今他の誰かを支えに生きてく。


 死にたいよ。


 死んでいる。


 死にたいよ。


 死んでいる。


 死にたいよ。


 死んでいる。


 死にたいよ。


 「死んでいる」



 ――悲劇のその先で待つ君の笑みは。


 どんな死神すらも。


 殺してしまうような。


 そんな笑顔だった。


 だから。


 ――僕だって。ぼくだって。ボクだって。


 俺だって。


 ――僕だって。ぼくだって。ボクだって。


 俺だって。


 ――僕だって。ぼくだって。ボクだって。


 僕は。


 君と、幸せになりたかった。




 ――死の唄――

明日はハロウィンなので、番外編を投稿します。楽しみにしておいてください!

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