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幼馴染は魔王でした。私は勇者のようです。  作者: うらぎった
この世界(異世界)での魔法訓練です。
13/47

魔法訓練...なんだけど(改)

相も変わらず、体もPCも調子悪いです。

新しいPCを買う事を考えた方が早いのでしょうか?

 ま...まぁコイツが居れば、皆の魔法訓練は大丈夫だろう、聞くまで気が付かなかった自分自身が物凄く恥ずかしいけど...それは今はスルーしておこう。

 今は皆に魔法を使う事に慣れてもらわなければ...にしても何で気がつかなかったんだろう自分...コイツを成長出来る様にしたのは自分なのに、自分で忘れてれば世話ないよ!

 ああ、恥ずかしい!!



==江見==


 何だろう?智樹がウィン...なんたらから、誰かから力を貰ったみたいな事を聞いた後から智樹の様子が何かおかしい?


(江見、ちょっと江見)


 すると小声で皐月達が話しかけてきた。


「何?」

(声が大きいわよ、後黙っておいてあげなさいよ、智樹とあの精霊との事は)

(何でよ?何かあるの?)

(おいおい、江見もしかして、今さっき智樹が俺達に話してくれた秘密、忘れてないか?)

(秘密って?)

(......智樹は、前世で何て呼ばれてた?)


 皐月に言われて思い出してみる。


(えーと破滅の...あっ!)

(やっと気が付いたわね...恐らく智樹も、今さっき気が付いたみたいだけど、あの様子じゃあ...)

(あの様子だと、忘れてて申し訳ないのと、恥ずかしいんでしょうね)

(申し訳ないのは分かるけど、何で恥ずかしいのよ?)

(いや、だってさ?考えてもみろよ、あの真面目な智樹が昔の知り合いに、俺らとドタバタやってるとこ見られたら、恥ずかしいだろ?しかも自分は、一切気が付かなかったなんてさ?)


 ああ確かに、智樹の性格からして、今頃内心、思いっきり恥ずかしがってると思う。

 まあここは、何も言わないでおいてあげましょうか、皆でそう意見が一致すると私達は、智樹達に魔法の訓練を続行するようにお願いした。

 安心した顔してるわ智樹ったら、そして魔法の訓練をする事になったんだけど、今さっきの方法で一応全員魔法力とかいう魔法を使う力は普通より上みたい、なので次の段階に進むって言った。

 春奈が散らかしたというか、ボロボロにした訓練場を皆で片ずけながら智樹がそう言った。次はどんな事をするんだろ?


 と思ったら、何発かまた的に向かってそのまま魔法を撃ち続けてくれとの事で...

「智樹、やる事変わってないじゃない?只の延長じゃない?」


 と言うと智樹は


「違うよ?最初は<ちゃんとイメージして魔法を放てるか>、だったけど今度は<ちゃんと正確に的にいつまで当てられるか?>だもん」

「そうなの?違いがよく分からないんだけど?」

「まあ、騙されたと思って練習してみて」

「...分かったわよ」


 そう言われて開始したのだけど...

 少しして.........


「飽きたーー!」

「いや、江見あんた飽きたじゃなくて、これちゃんとした訓練...」

「飽きた飽きた飽きたーーーーー!!ただ的に向かってひたすら魔法を撃つ地味な作業なんか飽きたー!」


 床にゴロゴロと転がりながら、単純作業に飽きた私はいやいやをする。


「そうか?色々どんな魔法が自分が使えるのか確かめれて楽しいぞ?」


 信也がいつの間にやら、訓練に参加していてそう言ってきた。

 本当に楽しそうに訓練している。

 ・・・・・今さっき少し休んだばかりなのに本当に好きなんだなぁ

 こんなのの何処が面白いんだろう?


「そりゃアンタは楽しいでしょうね。でも私は魔法を<撃つ>より相手と戦う方がいい」

「前衛向きだよなぁ江見って」

「敵がいるなら、殴った方がいいじゃない」

「いや、江見ちゃんその考えはどうだと思うよ?」

「えー、悪いの?」


 私がそう言うと、智樹は

「いや、良い悪いじゃなくて、相手によって遠くから攻撃してくる相手もいるって話でね」

「そうしたら近づいていって、殴るからいいのよ」

「いやいやいや、相手だって備えしてるだろうし、罠かもしれないのよ?江見」

「罠ごと突き破れば問題無いじゃない」

「アンタは何処の脳筋か!」

「失礼な!その方が早いからそうしてるだけよ!」

「それが脳筋だって言ってるのよ!考えなさい、アンタが危ない目にあったら皆心配するんだから!」


 皐月にそう言われて、うっと詰まる。

「全く...分かったら練習し直し!」

「はーい、委員長様」

「だから委員長言うな!!」

「あ、つい」


 そして訓練を再開...したものの、一度気分が乗らなくなるとやっぱりダラダラとしてしまう訳で......

 私は床に座り込んで両手を前に出し、体をゆらゆらと前後に揺さぶりながらダラけていた。


「とーもーきー、飽きたー、何か実践的な訓練とか、智樹と組み手みたいな訓練したいーー!」

「え...江見ちゃんもう少しだけ我慢してつきあってよ?ね?そしたら多分江見ちゃんの好きそうな訓練になると思うから」

「ほんとー?」

「ほんとほんと」

「智樹、江見を甘やかしちゃあ駄目よ?」


 私がダダをこねていると、皐月が口を挟んできた。


「ちょっと位いいじゃない皐月ー、学校じゃないんだしー」

「だーめ、江見あんたの事だから、嫌な事は後まわしにしちゃう方でしょ?夏休みの宿題とか?」

「う!」


 何で皐月、そんな事分かるのよ?そう考えていると皐月は更に言って。


「大方その様子だとアンタ、夏休み遊びすぎて、夏休みの最後の辺りで智樹に(智樹ー夏休みの宿題が終わらないー手伝ってー!)とか言って泣きついて智樹にすがり付いてるでしょ?しかも毎年」

「うう!」

「うん...まあいつもの事だしね」

「しかも智樹だけじゃ手が足りないから、春奈にまで手を借りてると見た!しかも下手したら間に合わない」

「う...ううううるさいわね!」


 何で皐月そんな事分かるのよ!まるで見たかのように...

 っていうか夏休みの宿題だったら私だけじゃないかも、仲間がいるかも......信也!


「そ...それ位仕方ないわよね?信也?」


 けど帰ってきた返事は


「俺はギリギリだけど、夏休みの宿題は仕上げるぜ?」

 予想とは違った答えだった......


「裏切り者ーー!!」

「何でだよ!別に裏切ってないだろ!つか夏休みの宿題が間に合わないって...お前どんだけ宿題嫌いなんだよ!」

「宿題なんて、滅びればいいと思ってる!」

「いや!そこは同意するけど、頑張ろうぜ江見!」

「えー!」

「えー!じゃないでしょ!」


 別に宿題やらなくったって、悪い事がある訳じゃあないし死ぬわけじゃないしいいじゃない、と思う。

 でも、皐月は


「江見、将来いい所に就職しようとしたら、勉強しとかないとダメなのよ?」

 とか言ってきた。

 皐月はもうそんな事を考えてるのかぁ......

 私はまだそんな事を考えた事はないなぁ、考えるとしたら将来智樹のお嫁さんに......

 ああダメだ。何か頬が緩んで顔が赤くなってくるのが分かる。

 そんな事を考えていると、皐月が私に近づいてきて。


「言っておくけど、智樹と結婚するから大丈夫、とか考えてないわよね?」

 と小声で言ってきた。


「にゃ!にゃにゃにゃにゃにを!」


 思わず慌てて変な声で返事を返す私に、皐月は口に人差し指を添えて、智樹達の方を見ながら、しーっと言いながら智樹達から距離をとる。


「アンタが智樹が好きなのは、もう皆にバレバレだからそれはいいのよ。けどね、今のあんたじゃ将来智樹君のお荷物にしかならないと思うのよ。」

「うっ!」


 小声で皐月は、心に物凄く刺さるような事を言ってきた。


「それに万が一、智樹君が他の子を好きになってアンタから離れたら、アンタどうするの?」

「離れないもん」

「離れないじゃなくてね...」

「智樹、約束したもん、ずっと側にいてくれるって」


 自分でも分かる位に、私は拳を握り締めて瞳からは涙がボロボロと流れている。

 そんな事は無い、智樹はあの日約束してくれた。

 でも、人の口から(もしも)の可能性のある事を言われると抑えきれなくなる。

 智樹が近くに居ないと不安になる。

 分かってる。これは、皐月が言っているのはあくまで可能性、でも抑えきれない。


「智樹は、ずっと私と居てくれるもん!!」


 私はもう声を抑えずに、大声で皐月に涙声で叫んでいた。

 そんな私の肩を叩きながら皐月は小声で言ってきた。


「だったら、少しでも色んな事を覚えようじゃない、智樹君だけに頼るんじゃなくて、江見も頼られるようになって2人で並んで歩けたら幸せじゃない?」

「うっ...うん」

「だから苦手な事も、嫌な事も少しずつ経験して、それに対する耐性付けなきゃ」


 そう言って笑顔で私に微笑みかけてきた。そんな皐月に私は。


「......ぐすっ、ありがとう皐月委員長」

「だから、委員長やめなさい言ってるでしょうが...」

「ごめん...つい癖で」

「全く...」


 そう言いながら皐月は苦笑しながら私の方を見ていた。



===智樹===


 何を話ししてたのか分からないけど、江見ちゃんが泣き始めたのにはビックリしたけど、何とか皐月したようだ。

 にしても......あんな事大声で叫ばれると恥ずかしい...


「主は愛されておるのぅ」

「ラブラブだよなぁ智樹」


 ウィンディーネは普通に言っているのだが、信也はからかうような言い方で言ってきた。


「ら...ラブラブって...」

「智樹はずっと側にいてくれるもん!、って大声で叫んじゃってまぁ」


 信也はそう江見ちゃんの真似をしながらニヤニヤとこっちを見ている。

 な...何だよ?その顔は?


「お前らってさ、見てて微笑ましいっていうの?そんな感じなんだよな」

「微笑ましい?何処がさ??」

「いやいや、これを微笑ましいと言わず、何と言おう」


 信也の言った事にコイツまで同意してきた。


「だけど、あんまりにもじれったくて、時々イライラするけどな」

「イライラするって...何だよそれ」


 僕がそう言うと、信也は僕を引き寄せて耳打ちする。


「だから、さっさと言っちまえってんだよ江見に、好きなんだろ?」


 信也のその言葉に僕は、心がざわつきながらも真顔で信也に言う。


「そんな事は...」

「そんな事はない、って言うのは無しな、お前と江見を見てたらもう丸分かりだからな」


 僕の言う事を遮って、信也は話を続ける。


「大体だ。今の今まで何で江見に告白しないんだよお前は!」

「告白もなにも...恵美ちゃんと僕はそんな関係じゃないよ」


 そう、僕は江見ちゃんを支えているだけ、江見ちゃんは寂しくて僕に依存してるだけ、それだけなのだ。

 だが信也は、江見ちゃん達には聞こえない位の声で、強く僕に言ってきた。


「口を開けば江見ちゃん江見ちゃん。もうな、とっくに告ってつきあってるもんだと思うわ!」

「告白だなんて...確かに好意は持ってるけど、僕と恵美ちゃんはそんな間柄じゃないよ」


 僕がそう言うと、信也は僕の肩を掴みガクガクと揺さぶってきた。

 おおおおおお、ゆゆゆ揺れる。


「お前は何処のニブチンかぁぁぁぁぁぁぁ!男ならガツン!と告白してみせろやあああああ!」

「ふふふふふ...まるで我の昔の主のようじゃな」


 信也がなるべく小声で強く僕に言ってくると、ウィンディーネは昔を思い出したかのように呟いた。



 信也はそれを聞いて、ウィンディーネに向き直る。

「...アンタの主のようだって言うのは?」


 信也はこっちを横目で見ながら、ウィンディーネに聞いた。


「我の主は強く、恐れられる存在であったが、恋愛に関してはまるで素人でな、恋人もおらぬまま亡くなってしまったものよ...」


 そう言って少し寂しそうにウィンディーネは語った。

 それを聞いた信也の反応はというと...


「つうことは...お前の奥手ニブチン前世まえからってことかよおおおおおおお!」


 そう言いながら信也は、僕の頭を小脇に抱え、更にその頭に拳骨を繰り出してきた。


「痛い痛い!あだだだだだだだだだ!信也が江見ちゃんになった!」

「やかましい!お前というやつは!」

「前世から?どういう意味じゃ?それは?」


 だが、信也はウィンディーネの言う事を無視して、僕に拳骨を繰り返す。

 痛い!痛いって!!


「男ならガツン!といけよぉ!普段はズカズカ言ってるくせにいいぃぃぃ!」

「よ・・・・・余計なお世話だよぅ、てか痛いって信也!」

「なあ、今ぬしら何か妙な事を言わなかったか?」


 何で僕は、信也にこんな目にあわされてるんだ?全く訳が分からない?

 そりゃ江見ちゃんの事は...

 等と考えていたら、あっちの方で皐月が江見ちゃんを羽交い絞めして、(智樹に何してんのよ!)とか(江見、あれはじゃれあってるだけだからやめなさい!)とか言ってるのが聞こえてきた。

 ああもう、何で訓練がこんなにグダグダになってるんだよ。

 本当に......あだだだだだだ!

皆さんは夏休みの宿題はどうする人だったでしょうか?

ちなみに


智樹、皐月→さっさと仕上げる

春奈→ボチボチ仕上げる

信也→遊びすぎていつも最終日にギリギリ仕上げる

江見→宿題の存在を忘れて遊び呆けて、最終日に智樹と春奈に手伝ってもらう(場合によっては間に合いません(汗))


となってます。

主人公の片方が問題あり過ぎな気もしますが、まあ智樹は気にしないのでOK(笑)

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