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降嫁した姫の物語  作者:
怒りの姫
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怒りの姫−1−

祝☆初投稿!!

エムブラント王国首都レミウス

その中心にそびえる王城、レーゼウス城の一室。


「よおしこのくそ兄上、もとい昏君、もっぺん今言ったこと復唱してみやがれ」


「いや、あのですね・・・」


「復唱」


「臣下へご褒美に嫁に行ってください・・・」



「死んでしまえ」



人とはこうも美しく存在できるのか言わしめる美貌の国王。

その国王をこうも酷く扱き降ろせるのは、国王最愛の妹御であった。



「いや、あのですね、(わたし)とて可愛くて政治においても助けてくれる妹を嫁になんてやりたくはないよ」


「ならどうしてこうなった」


「それは・・・」



事の発端は、今朝の朝議において。


最初に各省の長官より、議題の提起と、昨日(さくじつ)の日報報告。


次に、国政全体をつかさどる国務大臣の報告。


次に、国の軍事、及び外交を担う国防大臣の報告。


最後に締め、ならびに国で役人として働くすべての者に、国王が激を飛ばして朝議を終わりとするのだが、今回は少し様子が違った。




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