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私は彼の家と私の家を交互に行き来する仲なのだけど、、、?

作者: 七瀬








私と彼は、お互いの家を交互に行き来し合い半同棲をしている。

でも? これだと家賃もかかるし無駄なのではと彼氏に私が言うと、、、?

彼は今の関係が一番落ち着くからこのままで居ようと言う。

でも、なぜなのか私には分からなかった。





『“なんでこんな面倒くさい事してるの? もう一緒に住めばお金も

かからないし、その方がいいに決まってると思うんだけど、、、!”』

『えぇ!? 何が、別にいいじゃん! お互い自分の時間が欲しい時だって

あるだろうし、一緒に住むときは【結婚】する時でいいだろう。』

『・・・まあ、そこまでヒカルが言うなら、別にいいけど。』

『それより明日、遊園地でも行かない?』

『行きたい! 行こっ! 行こっ!』






私はどこかで、彼が私によく言う【結婚】という言葉に騙されて

いたのだと後で気づいた。



・・・彼が言う、“自分の時間”というのは?

“自分の家に女の子を連れ込んでイチャイチャしたかっただけ!”

“完全犯罪の浮気だったのだ!”

まさか!? 私の知らないところで、彼が浮気をしているとは、

私は完全に想っていなかった!

何故なら? 彼は私といずれ結婚すると思っていたから。

私以外の女性ひとを見ているなんて想像もしていなかったし、

彼が私を騙すとも思っていなかった。





『・・・こ、これって? どういう事?』

『えぇ!? ち、違うよ、これは別になんでもないから!』

『“まきと、この女ダレ?”』

『えぇ!? あぁ、それは、これからゆっくり話すから、』

『彼女居ないって言ってたじゃない!』

『そうなの、まきと! ふざけないでよ!』

『ミユナ、ちょっと落ち着けって! これは本当に違うんだって!』

『何が違うのよ! ワタシとヤッたくせに、、、!』

『“・・・ち、因みに、私は彼女です、分かってると思うけど、”』

『何よ! 騙してたの? それならワタシは関係ないから、もう帰る!』

『なあ! 少し落ち着けって、俺はお前だけだから!』

『“ナニ、裸でそんな事、言ってんの? 私もう別れる!”』

『ちょっと待てって! 本当にこれは違うんだ!』

『先から、落ち着いてないのそっちじゃない! バカじゃないの! 

取りあえず、別々の家で良かったわ! これなら簡単に別れられるし!』

『じゃあ、ワタシは帰るわね!』

『おい! ちょっと待てよ、昨日何もなかったって彼女にちゃんと話して

から帰れよ! 俺だけが悪いみたいじゃないか!』

『呆れた! 私、こんなバカな男と付き合ってたんだ! もういい!

私も別れる!』

『・・・ま、待てって!』

【ドン】





・・・私は彼の浮気した女と当時にドアを閉める。

何故か? 私と彼の浮気相手の女が一緒の方へ歩いて帰る途中、

意気投合してなぜなのか? 仲良くなっていた。

それから私はこの女性と一緒に住むようになる!

“今まで、出来なかった【親友】という女性が私にもできたのだ!”







その頃彼氏は、、、?

私の家にも来れず、“本当にあれっきり別れてしまった。”

歯切れのいい彼女が彼が私に会いに来た時に、到底私が言えないであろう

言葉を彼に投げつけたせいでもあるのだが、、、。

彼は半泣き状態で、渋々私と別れる事を承諾したらしい。



これは! 彼女にも言われたことでもあるが、彼女が彼氏と一緒に住みたい

と言っているのに、それを断る男とは付き合わない方がいいと言われた。

何故なら? 男が何か隠している時は、“浮気をしている時だ”と、、、。

私も今度付き合う彼氏は? 秘密を持たない男性ひとがいいと決めている。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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