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第12話 転生へと続く話

かなり短いです。


私が魔珠を砕いてから千年の時が過ぎた。


この千年の間に進化する種、消えて行った種が加速度的に増えていた。


弱者であった獣が魔素を取り込み、魔獣へと進化するものが出た。


弱肉強食の上位者の体が大きくなりこれまで以上の餌を求めた。

弱者は弱者なりに種の保存を考え、卵や子の数を増やそうと進化していったが、それ以上に餌として欲せられ個体数が減り、ついには絶滅する種も出た。


弱者が減ると餌不足となり、魔獣の中では共食いする種さえも現われた。

その結果として魔獣の中からはこれまで以上の力や知恵を持つ固体が生まれると言った進化が起きていた。


人族は、より強くより好戦的になった魔獣との争いに破れ餌として食われるものも多く出た。

弱肉強食の下位者となり、魔獣と言う脅威が出来たことにより、人族同士で争うことは少なくなった。

ただ人族も見ているだけではなく、新たな武具や魔法を開発し、魔獣に対抗していった。


魔神の事件以降わずか千年の間に、ところどころで凶悪な魔獣種が生まれ、世界は疲弊して行ったのは事実である。




「悪意と言うのは、こんなにも力となるものなの!」


報告書で状況確認をし、ため息をつきながらもお茶を飲んでいた。


わずか千年で滅んだ種は動物、人族併せて一万種に届く。

人族の種は血が混じり合い、純潔としての種族数は既に数えられる程なのだろうけど。

人族全体の数があまりにも減っている。

減りすぎている。


そんな私の目の前に光が浮かぶ。

父や母から感じる以上に力強い神気を感じる光。


私は光に手をのばす。

私が光に触れると、光は、

「ぽんっ。」

と小さく破裂して消えた。


「はあ?なぜなのよ?」


光は創世神様からの連絡だった。


それはとある魂を私の世界に転生させて欲しいとのお願いって言うか拒否はできないから命令かしら。


創世神様の世界に生きている人族の魂らしい。

その魂を私の世界の建て直しに使えと言う。

魂の波長がすごく私に合うことが私が選ばれた原因か。


創世神様からのご命令では仕方が無いわね。

迎えに行きましょうか。


読んでくださりありがとうございます。


本日から書き始めた「事故に巻き込まれて異世界に転生したら女神にこき使われることになった件について ~ 私、新米女神です 劇中物語 ~」と言う異世界転生物語へと続く話です。

http://ncode.syosetu.com/n9915ee/

この後のお迎えに行ってど~のこ~のの話はこちらには書く予定はありません。


こちらには女神さまのお話を書く予定で考えております。

これからもよろしくお願いいたします。

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