迎え撃ちます。はい。
短いwww
俺の意識がはっきりするのと、セラのシールドが崩れるのはほぼ同時だった。そして飛び込んでくる顔面凶器×2(←帝国兵)。顔がゴロツキっぽいし、雇われた傭兵なのかもしれないが。
……ツヨカッタラヤダナ。。。
え、ええと。で、その顔面凶器達は、俺達の方に剣を向ける。平和なムードは0。しかし、その動きで俺は気付いた。こいつら、あんまり強くない。しかも本人は気付いていないだろうが、其の一(俺命名)の方は、剣の切っ先が微かに震えていた。俺達のことビビってんのかな?相方にビビってんのかな?相方はなんか偉そうだし。どちらでもいいが、怯えているのは好都合だ。正確な判断が出来なくなるからな。と、その時、其の一の上司っぽい奴(面倒なので後は其の二)が前に出て、
「武器を捨ててこっちにきょいっ、じゃなくてっ。来いっ!」
思いっきり噛んでくれました。声裏返ってるし。セラは笑いを噛みこらえるのに必死だ。仕方ないので俺が対応することにした。
「だが断るっ!」
セラが吹き出した。セラの笑いのツボはよくわからん。
……しかし。帝国兵さんたちのお気には召さなかったようで。。。
「お前ら、ふざけるんじゃないっ。」
真剣怒鳴られた。で、いきなり斬りかかってくる。其の一の方が俺で、其の二はセラに。全然遅い。楽々迎撃する俺とセラ。一合、二合…と斬り結ぶ。無駄な動きは多いし(特に其の二)、これだけ実力差があるのに生け捕りにしようと頑張ってるみたいだし、殺ろうと思ったらすぐに……。
……すぐに?
あっちは、本気だ。いくら弱いからって、本気で俺達と戦って、捕らえようとしている。試合じゃ、ない。俺達は逃げ切れないからここで迎え撃っている。俺達に、奴らを殺る覚悟は……あるのだろうか。
「きゃっ。」
セラの叫び声。見れば、セラが木の根に躓き、よろめいていた。しかも、その一瞬で其の二が何かを取り出し、セラに突き付けた。
其の二が手にしていたのは。
あれは……拳銃?
こんだけ時間かけて、このクオリティー&量かよww
はい、すみませんw