表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/17

逃亡中ですぅっ

久々の投稿。もっと頑張って書きやがれwww

さっきまで、私達のことヤバそうじゃんって言ってたじゃない!!なんでこんなに真剣追いかけてくるのよっ。もう。アドは寝そうだしっ!後ろから蹄の音がどんどん大きくなってきてるし。どーすればいいのよっ、もう。


帝国兵に見つかったあと、私達は必死で逃げ続けた。というか、今も逃げてる最中。前に立ち塞がった兵士を飛び越えて、馬を走らせ続けていた。すでに、馬は荒い息を吐き、玉のような汗を滴らせている。これは…途中で迎え撃つしかないかもしれない。


「セラっ!」


アドが話しかけてくる。大丈夫なのか、こいつ。とか、内心は不安でいっぱいだけど、とりあえず答える。


「覚醒の魔法があっただろ。それを俺に使ってくryt……。」


え、え、アド、もしかして寝た?えっと、覚醒の魔法って。かけっちゃったら、しばらくは全然起きてられるけど、魔法切れると動けなくなるよ?リスク半端ないよ。。。でも、アドは既に目を閉じている。ギリギリ起きているけれど(気配で分かる)、もうあと何分持つか……。


唐突に、風の音が変わった。今までより、自由な感じに。この音をなんと表現したらいいのか、私には分からない。でも、これが何を示しているかなら。この先に広場が、ある。迎え撃つなら、そこ。迎え撃つしかない。これなら。覚醒の魔法を使っても大丈夫かもしれない。というか、使わないとヤバい。

 と、そこで広場に出た。大体予想通りの場所。急いで広場に駆け込んで、入口にシールドを張る。後ろから迫る帝国兵はこれで足止めできる。ただし、持って数分だけど。あまり強力なのは時間がかかるから、簡易式しか張れない。

 急いで馬から降りて、アドに駆け寄る。アドの馬は、私の馬が止まったのを見て、止まってくれたみたい。アドはすっかり眠り込んでしまっていた。


「こんなことになるなら、ちゃんと起こしてよ。もう。」


一応文句を言うが、アドは反応しない。って寝てるから当たり前か。


「もう。」


もう一度呟いてから、私は覚醒の魔法をかけ始めた。


【眠りを司る精霊、快眠の精霊、マルガリーラ。彼の者から快眠を奪え。彼の者の眠りを奪え。静かなる時間は終わり、動き始める時が来たのだと。覚醒の時が来たのだと彼の者に告げよ。覚醒の時間が終わりを迎えし時、彼の者は更に深き眠りにつくであろう。】


魔法にはいろんな流派があるけど、私が使うのは一番昔からある、精霊を使役して魔法を行使する方法。魔法をかけ終わると、マルガリーラの、くすくすと笑うような音が微かに辺りに満ちる。もっとも、それを感じられるのは私だけだけど。


「ん。ううん……。」


魔法をかけ終わると同時に、アドが目を覚ました。

そして、


   シャランッ


鈴のような音と共に、シールドが崩れる。飛び込んでくる帝国兵×2。すぐに私達を見つけて剣を構えた。





―――やはり、ここで戦うしかないみたい。

今回はセラ視点。補足を1つ。


セラが使う魔法は、ほぼすべて精霊を呼び出して行う魔法。今は、ほぼ廃れてしまっていて、使い手はごくわずか。一般的には、マナと呼ばれる魔法エネルギーを使い、魔法を行使する方法が多い。マナは世界中に普遍的に存在している。



精霊についての細かい設定は、今考えてるところですwww

また、ここに書くかも☆

次回も、気が付いたら読んでやってくださいw

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ