表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/17

街並み

練習作だからっ。

クオリティを気にしてはいけないのだからっ。


ゆっくり、終わりは私も知りませんが、とりあえず何かを書く場としてなんとか活動を続けたいと思います。

「凄ーい。。。」


無意識のうちに声が漏れた。



「ようこそ、アルティラ神国へ。」


ダイキリの声が誇らしげだったのもうなずける。生まれて初めて見た大きな街だけれど、こんなに綺麗な街は他にはないのではないか、と思った。



「つか、先に眩しいって言えよ。」


まったく、アドはこんなときにも文句ばかり。あれ?


「目閉じた方がいいって先に言われたよ?」


「俺は言われてねぇっ。」


ダイキリをみるとしれっとした顔で微笑まれた。うん。アドは言われてなかったみたいね。





「じゃ、行きますか。」


ダイキリはそう言って、ピシリ、と特に大きく、荘厳な建物を指差した。街の西側に聳える、すっきりとしたシルエットの美しい城。まるで絵本に出てくるお城みたい。でも……


「なんでお城に行くの?」


そう。リュナさんとロザさんが昔雇ってもらっていた、とは説明された。雇ってもらっていた国、と言うからには国に雇われていたのだろう。しかし、たったそれだけのツテを頼ってお城までは押し掛けられないのでは?と、私だって分かる。


「あれ、聞いてないの?あの二人、ロザの方は女王直属の近衛兵でリュナは直属部隊の千人隊長だったってこと。城に詰めてて、女王様とも面識あったから、女王様に直接君たちの保護を求めて来たんだよ。無事到着したことをちゃんと報告に行かないと。」


「……。」


「……。」




絶句。


私もアドも何も言えない。そんな話、一度も聞いたこともない。というかあの二人、今更だけど何者?


「……そんなことなら、もっと色々聞いておけば良かったな。。。」


ぽつっとアドが呟いた。私も同感だ。この際何を聞くかを気にしてはいけない。





ダイキリは既に歩き始めていた。


「おい、ちょ、待てよ。」


慌ててアドが追いかける。


「セラっ、遅れんなよ。迷うぞ。」


まだぽけ~と街を見ていた私に、アドが振り返って言った。

そうか、不慣れな街で迷っては大変だ。

今更その事実に気付いた私は、急いで二人の後を追いかけた。



進まねぇぇぇwww



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ