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ねこの手、貸します。 秋  作者: 白月 仄
にゃん三章 光の陰で蠢くもの
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三章 おまけのオマケ

  ──『歓迎会終了後にて』──


 詩…詩音しおん/副店長

 き…きび/スミス メアリ


詩「──はぁ~……まさか、嬢ちゃんが音恋とグルだったなんて思いもよらなかったよ」

き「詩音さん、その発言は心外です。ちゃんと、詩音さんが有利で日立さんと大学生さんが不利なようにしたり、その逆とかもやりましたから、皆さん平等ですよ」

詩「……そうなのか。なら、音恋の言ってたことも強ちウソでもないってワケか…………って、最終的にオレと鳴君と青年が同時に負ける為のお膳立てじゃないか!」

き「あ、わかりましたか」

詩「……はぁ~、まったく……。そういや、よくもまあアレだけの操作を短時間で出来たもんだ。ゲームとかよくやるのか?」

き「いえ、ゲームはみなさんに誘われたときぐらいしかやらないですね。──折角、アタシの分のソフトチップをも買って頂いたのになんか申し訳ないです……」

詩「そうか。いや、ゲームをやるやらないは個人の自由だから、気に病むことはないさ」

き「そうですか。

 ところで、話は変わるのですが、みんなのとは別に一番右端にあるソフトチップは誰のなんですか? 以前から少し気になってたんです」

詩「ああ、アレか。アレは嬢ちゃんが『ココ』に来るより前にゲーム会社から依頼があったときに、そのゲーム会社が報酬のオマケでくれたんだよ。ほら、最近、世界中で人気絶頂中の仮想空間没入型ゲームを作ったあの会社だ」

き「へぇ~、あの会社だなんて、それはスゴいですね。それで、そのソフトチップにはどんなゲームが入ってるんですか?」

副「これまであの会社がリリースしたヤツは全部入ってるハズだ。しかも、ご丁寧に新作もロハで随時ダウンロードされてるから、たまに確認した時に驚くこともある。ま、論より証拠。ゲーム機に挿入れて確認してみ」

き「はい。やってみます」



き「──あの~、……」

詩「なんだい?」

き「……えっと……、ゲームに疎いアタシでも知ってる有名タイトルの他にR18って付いてるのが沢山あるんですけど……。──しかも、下に行くほど……──といか、あのVRゲームのリリース日より古いのは全部そうなんですけど、これは?」

詩「ああ、そりゃ、あの会社はそもそもがギャルゲーメインのゲーム会社だったからな」

き「はあ……、そうだったんですか…………」



 ──三章 おまけのオマケ 了──

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