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憧れの文学少女

作者: ヒーヒィ

高校2年生のショウヤはイケメンであり、女子から人気があった。

しかし本人はそこまで積極的ではなく

マイペースな性格なので告白されても断ることが多い。

寄ってくる女よりも自分がいいと思う女性と付き合いたいのだ。


だがそんなショウヤにも最近気になる人ができた。

その人は隣のクラスのサツキという女の子である。

彼女は人見知りでいつも本を読んでいるような大人しい子だ。

今日は勇気を出して声を掛けてみることにした。


ショウヤ「こんにちは」


サツキ「……なんですか?あなたは』

いきなり話しかけられて警戒するサツキ。


ショウヤ「俺はショウヤって言うんだ。君は?」


サツキ「……小島です」


ショウヤ「小島さんかぁー。よろしくね!」

そう言って手を差し出すがサツキはその手を掴もうとはしなかった。


サツキ『初対面の癖に馴れ馴れしいですね。

それにタメ口なんて失礼な人です』


ショウヤ「あ、ごめん!俺敬語とか苦手なんだよね〜」


サツキ「そうですか。今本読んでるんで邪魔なんです。

私の前から消滅してください』


ショウヤ「えぇ!?︎消滅はちょっと……」


サツキ「聞こえなかったのですか?消えろと言ったのです。

早くどこかに行ってください」


ショウヤ「わ、わかったよ。」


こうしてショウヤはフラれた。

だがショウヤは諦めきれなかった。

それからというもの毎日のようにアタックし続けた。


ショウヤ「小島さ〜ん!」


サツキ「また来たのですか?しつこい男は嫌われますよ?」


ショウヤ「大丈夫だよ。だって俺は小島さんのことが好きだから♡」


サツキ「下劣です。汚らわしい。相手にする価値もありません』


ショウヤ「ガーン(́;ω;)ウゥゥ」




そしてまた次の日も

ショウヤ「小島さんおはよう!」


サツキ「しつこいです』


ショウヤ「へっ?」


サツキ「だからしつこくしないでと言っているのです!』


ショウヤ「うぅ……」


サツキ「分かったならどっかに行ってください」


ショウヤ「それはできない」


サツキ「何故ですか?』


ショウヤ「小島さんが好きだから」


サツキ「私はあなたのことなんか好きじゃありません」


ショウヤ「それでも好きなんだよ」


サツキ「本当にしつこいですね。嫌いになりました』


ショウヤ「……そっか。でも俺はずっと待ってるから!」


サツキ「勝手にして下さい』


こうしてショウヤは撃沈した。

しかし、ここから彼の快進撃が始まる。



ショウヤはその後学校内で告白されることが多くなった。


女子生徒A「ショウヤ君付き合ってください!」

ショウヤ「ごめんなさい。今は誰とも付き合いたくないんだ」


女子生徒B「私と付き合ってくれたら何でもしてあげるよ!」

ショウヤ「ありがとうございます。でもお断りします」


男子生徒C「ショウヤ先輩好きです!」

ショウヤ「ごめんね。君の気持ちには答えられないや」


時々男子生徒にも告白されてしまう。


ショウヤは告白を断る度に不満が溜まり、

サツキのことが気になって仕方なくなった。




そんなある日のこと。

昼休みになって、教室を出て廊下を歩いている時だった。

ドンッ!!︎ 誰かにぶつかった音が聞こえる。

そこには サツキがいた。


ショウヤ「あっ!ごめんね!前見てなかったよ」

そう言いながら手を差し伸べる。

するとその手を払いのける。


サツキ『邪魔です。どいて下さい』


ショウヤ「ごめん!」


そう言ってすぐにその場を離れた。

そして放課後

いつもサツキに会いに行っていたが

今日は会う気分ではないので

公園に向かった。

ショウヤはベンチに座りボーっとしていた。


ショウヤ「あーあ。俺何やってんだろうな」

そう呟いたその時、 ガサガサッ 茂みの中から誰かが出てきた。


ショウヤ「ん?猫かな?」

そこに居たのはサツキだった。


サツキ「見つけた。やっと見つけました。ショウヤさん」


ショウヤ「サツキさん!なんでここに?」


サツキ「あなたを探しに来たんですよ」


ショウヤ「俺を探してたのか?なんで?」


サツキ「それは・・・・・・のためですよ?」

バチッ!!








その瞬間ショウヤの体に電撃が走った。


ショウヤ「え・・・?』



サツキが持っていたのは光線銃だった。

そしてそのまま意識を失った。













ショウヤが連れていかれたのは白い部屋だった。

そして目を覚ますと白衣を着た老人が

立っていた。


悪博士『お目覚めかね?』


ショウヤ「ここはどこだ?」


悪博士『君は今から私の言うことを聞かなければならない。

それが嫌なら殺すだけだ。』


ショウヤ「お前は何者なんだ!?︎」


悪博士『私は科学者だよ。

キミの体を改造させてもらったのだ』


ショウヤ「なんだって!?︎」

ショウヤは横にある鏡を見た。











そこに映っていたのは化け物であった。

体からはトゲのようなものが生えている。

顔も人間のものではない。


ショウヤ「これが俺・・・・?なんなんだよこれ!?︎」


悪博士『キミは怪人トゲ男になったのだよ』


ショウヤ「そんな……嘘だろ・・・?」

状況が理解できないショウヤ。


悪博士『早速だが命令を伝える。

戦闘員サツキと共に行動し、この世界を破壊するのだ!』


ショウヤ「え・・・?小島さん?』


扉が開き

そこに現れたのはサツキだった。


サツキ「あらショウヤさん、生まれ変わったのですね。

その姿素敵ですよ♡』


ショウヤ「小島さん・・・?どうしてこんなことになったの?』


サツキ『実は私はこの組織に所属する戦闘員なのです。

人間が憎くて人間を滅ぼすために組織に入ったのです。。

さぁ行きましょう!私たちの世界を作る為に』


ショウヤ「何わけのわからないこと言ってるんだよ!

俺はどうなるの!?

人間に戻してくれよ!』


サツキ『残念ながらもう戻ることは出来ません。

でも安心してください。私がずっとついていてあげますから♡』


ショウヤ『うぅ・・そんな・・・』


2人はどこかへ消えていった。

怪人トゲ男になったショウヤと戦闘員サツキは

世界滅亡の野望を果たすために動き出す。


そして失踪扱いされないよう

とある博士から盗んだ

コピーショウヤを日常に送り込んだ。

こうしてめでたく

ショウヤとサツキは結ばれたのだった

END

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