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51 亥人間と子人間の北海道展帰り
亥人間と子人間の幼馴染が北海道展の袋を下げて歩いているにゃ。
「GARAKUのスープカレー、すみれの味噌ラーメン、ルタオのサンデー、おいしかったね」
「おかしいって。私が止めなければ海鮮弁当まで食べていたよね」
亥は一直線。おいしいものを前にすると理性が蒸発するにゃ。
「お土産だって、石屋製菓の白い恋人、六花亭のマルセイバターサンド、ロイズの生チョコレートは買い過ぎだよ」
「だって北海道展なら買うしかないよ」
蓄財家で慎重な子に対し、亥は誘惑に弱くて財布が簡単に開くにゃ。
「電車で生チョコを食べようとしていたよね?」
「甘いものは別腹だよ。白い恋人は賞味期限が長いし、バターサンドは冷やすとおいしいから・・。私だって考えているからね」
考えた結果が3つ? 計算で動く子と勢いと感情で動く亥が対照的にゃ。
「来週あたりに『まだ残っているんだけど』と言うんだよね?」
「なんでわかるの? まあ、白い恋人は一緒に食べよう」
子は冷静で先が読める。亥は単純で憎めない。
十二支の姿をした人間がいる世界の話ですが、北海道展ネタを書きたかったので実名を入れました。




