表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/129

【69】

ごめんなさい、今回短めです。

 音などが全く聞こえない為、人が来ているのか検討がつかない。しかし、口にあてられた布を誰も取りに来ないので調査中か、それともまだ来ていないのだろう。


「...」


 早くここから出たい。






「...な、...い。...そこは...」


 何処からか声が聞こえてきてその声がだんだんと近付いてきている気がする。


(ダミエル伯爵の声?争ってる?)


 ダンダンと数名の靴音が聞こえてきている気がするがこちらはに向かっているのかはよく分からない。


(ここの場所が分かったのかしら?声出したら誰かに聞こえると良いのだけど...。)


「んーんーんー!!」


 布で口を塞がれてしまってる為、小さい声しか出ない。

 アンナも私の意図を察してくれたみたいで同じように声を出してくれた。


(誰か、お願い。気づいて...。)





 [...何か、聞こえないか?]





 誰の声か分からないが私達の声が聞こえたみたいだ。


「んー!!!んんー!!!」



 [やっぱり何か聞こえる?]



(気付いてくれた!)











 しかしいくら待っても誰も階段を降りて私達の所へ来てはくれなかった。





ここまで読んで下さりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ