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【24】

誤字脱字報告ありがとうございます。

大変助かります。


 あの後、ウィル様と一緒にお父様と陛下がいる部屋へと戻るとウィル様が先程のエリック殿下の言動を2人に報告してしまった。


「な、何!?あいつはまたそんな無礼な態度をそれも公爵令嬢であるローゼリアにしたのか!?」

「...おのれエリック、殿下め。」


(はぁ私的にはもう会わなくて良いとなると婚約者候補からも外されるから願ったり叶ったりなのに...そこまで怒らなくても。)


「こんな可愛いローゼリアをブス扱いだと。...陛下申し訳ありませんが、今後エリック殿下とローゼリアを合わせる訳には参りません。ローゼリアもその言葉できっと心を痛めていると思いますのでご了承頂きたい。」

「うむ、すまない。クリフォード、そしてローゼリア。我が愚息が大変失礼な態度をとった。」

「陛下、私は例の事件でローゼリア嬢に大変お世話になりました。なので、お礼もしたいので今後も会う機会を許可頂きたいのですが。」

「うむ、お前はしっかりしているから私は構わないがどうだろうか?」

「...そうですね。ロゼはどうだい?」


「私はエリック殿下の事も気にしてはいませんが、ウィル様とは今後共仲良くありたいです。」


「ロゼありがとう。今度、私の婚約者とも会って欲しい。君の事を話したらとても会いたがっていたから。」


「私の話でしょうか?はい、是非お会いしたいです。」


「では、ローゼリア、城の者達には伝えておくからいつでもここに遊びにおいで。」


「ありがとうございます。」


「ロゼまた手紙で詳細を送るよ。」


「はい、お待ちしております。」


 私とお父様は陛下とウィル様に挨拶をして家へと帰った。







「ただいま、エル!アレン!」


「お帰りなさいませ」


 家に帰るとエルとアレンが御出迎えしてくれて、すぐにエルが抱き着いてきてくれた。

 未だにエルの声は戻らず細かな意思疎通は紙に書いている。だけど、簡単な意思表示は口を見れば分かるので困りはしていない。


「そうだ。ロゼ、それにエルとアレンも大事な話があるから着いてきなさい。」


(大事な話?なんだろう?さっき陛下と話をされていたけど関係があるのかな?)


 リビングにはお母様とアルバートもいて2人もお父様と同じ少し深刻な顔をしていた。


「さて、本題に入るが...そこにいるエルなんだが...実は...








 隣国の第2王子であるラウス・アーステル殿下なんだ。」







読んで下さりありがとうございます。

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