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【1】

のんびり更新予定です。

誤字脱字があるかもしれません。すみません、

 その日はいつも残業続きなのに珍しく仕事が早く片付き会社を定時に出ることができた。


(こんな珍しい事もあるんだな~こんな良い日は少し遠回りして帰ろうかな、あ!あとお酒も少し買って帰ろうかな)


 いつも帰る道とは違う少し遠回りする道へと足を向けた。近くのコンビニへと足を向けようとした時に目の前に黒い仔猫が飛び出してあろう事か、道路へと向かってしまった。


「え!?ちょっ!!!!」


 私も慌てて仔猫を捕まえようと走り出す。だが、仔猫の方が少し早く中々捕まえられないのだ。全力出して足を前へ前へと出すとようやく仔猫へ手が届いた。


 その刹那、向こうから大型トラックがクラクションを何回も鳴らしているのが左耳から聞こえてきた。しかし、仔猫を捕まえるべく全力を出した足は、思うように力が入らなくて動けない。


 仔猫だけでもと思い、上半身だけ動かして仔猫を道路に面している草木がある場所へと届くように投げた









 ...その直後、目の前に大型トラックがあった...。









「...ん」


「お...お嬢様!?お目覚めですか!?」


(へ?...お嬢様...?)


  ゆっくりと目を開けて聞こえてきた方へと目を向ける。


(...誰?...ん?待てよ。...私確か、トラックに...)


「あぁ、ようございました。お嬢様、倒れてから数日間、目をお覚ましにならなくてメリーは気が気ではありませんでした。本当に安心致しました。」


「...」


 私は状況が掴めずただただ、喋っている彼女を見つめるしか出来なかった。







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