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掌編小説集1 (1話~50話)

手段

作者: 蹴沢缶九郎

一月の天の川のほとりで若い男女が抱き合っている。もちろん織姫と彦星。


彦星は客船に乗って天の川を渡ってきたのだった。


織姫と彦星が一年に一度、七夕の時にしか会えないというのは遥か昔の話であり、今はこうして月に一度は会っている。


彦星が織姫に言った。


「今度、天の川に立派な鉄骨の橋を架けようって計画があるんだ。それと同時進行で、飛行場建設の話も持ち上がっててね…。」


「素敵、そうしたら毎日会えるわね。」



人間は知恵という武器を持っている。その知恵を生かす事が出来れば、川を渡る事など造作もないのだ。

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