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架橋部  作者: ナツめぐ
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第1話

稚拙な文ですが読んでいただけると幸いです。

感想等頂けると尚嬉しいです。

僕が今年入学した学校私立朱里ヶ丘高等学校はなんかしらの部活に入ることが校則で決まっている。だから僕も嫌々ながら所属する部活を物色中だ。

今日見学する部活は部員が一人なのに何故か廃部にならない部活「架橋部」だ。ちなみに基本我が校の部活は最低人数三人だ。


ふぅー…とりあえず…行くか…


コンコン「失礼しまーす。」


「やぁやぁ!いらっしゃい我が部へ!我が城へ! 君が見学希望の八意(ヤゴコロ) (シズク)君だね!待っていたよ!それはそれは首を長くして待っていたよ!私は部長の天神(アマガミ) 陽葉(アキハ)!よろしくね!」


僕はその自己紹介を聞いた瞬間扉をピシャンと閉めた。うん、あのノリに僕は付いてけない、単純に面倒くさい、やめよう、そうしよう。


「おいおい、なぜ扉を閉めたんだい?八意君。ファーストコンタクトは大切だぜ?」


僕が勢いよく閉めた扉をそれ以上の勢いで開けながらそんな言葉が聞こえた。


「え?それ貴女が言いますか?僕その超ハイテンションに付いて行ける自信が無いので失礼しますね。」


僕は落ち着いた生活を過ごしたいのだ。というか部活なんて幽霊部員がいいのだ。


「おいおいサボりは良くないぜ八意君、この部活はただの部活じゃない、とても大切な部活なんだぜ?あ、因みに八意君の入部届は提出済みで顧問の承認を得ている上にこの部は退部不可及びサボり不可だぜ。あ、この~だぜって喋り方疲れるから辞めていい?」


「え?いつ提出したんですか!?てゆーか僕、入部届書いてないんですが!?」

入部届書いてないのに入部確定って何なんだよ!?


「え?ああ、君が見学希望を出した時点で出したよ。正直な話この部は割と真面目な部だからね、私は今年三年生だから卒業前に部員を確保する必要があったのよ。」


マジかよ……腹を括るしかないのか… まぁ、むさい男と過ごすよりマシかな?


「えぇ…じゃあ、部活内容の説明だけしていただけますか?なんか逃げ道潰されてるみたいですし…」


「潔いのは嫌いじゃないよ、ズバリ!この部の内容はこの地域一帯を治める神と人の橋渡しをすることさ!」


前言撤回、この女やべぇ奴だ。誰か退部届の入手手段を教えてくれないか?


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