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第68セット レッツ・人狼ゲーム!(前編)

合宿中のひとコマを今回は書きたいと思います。

合宿編は、1日終わるごとにひとコマを書いていきますので、そんな感じでお願い致します。

人狼ゲーム回ですので、全くバレーと関係ないですけど頑張ります。


さて、今回紹介するのは、安奈です。


道場安奈(みちばあんな) 川崎立花高校女子バレー部一年 橋誉中出身 ミドルブロッカー 3月16日生まれ B型 右利き 186センチ 74キロ 3サイズB90W63H84 好きな食べ物 納豆の天ぷら 趣味 バルーンアート


橋誉中全中優勝のメンバーの1人。

U-15日本代表、JOC神奈川県代表。

中学時代の異名は「聳え立つ塔」(ザ・タワー)。

強烈なクイックを武器にするため、麗奈曰く扱いやすいとのこと。

川崎立花では秋山に将来性を買われて、スタメンでレギュラー起用されている。

5人きょうだいの長女で、責任感が強いきょうだい想いの性格だが、超が付くほどの単純な性格で、案外トスフェイントに引っかかりやすいタイプ。

 さやかの砂浜ダッシュは、ようやっと終わりの兆しが見えてきていた。


18本目のジュースを購入し終わり、息を切らしながらダッシュをしてきている。


「さやか!! もっと! ダッシュ、ダッシュ!!」


麻衣が大きく声を張り上げた。


一方麗奈はマイペースに淡々と、体幹トレーニングを続けている。


「ハア……ハア……キツい……」


そして最後のジュースを砂浜に置き終わった後、さやかは砂浜に前のめりで倒れ伏せたのだった。


「よーし、さやか、よく頑張った!! 麗奈もおつかれ! 今日はもう終わりだから、明日に備えてゆっくり休んで!!」


「「「「ありがとうございました。」」」」


そういうわけで、4人は特訓メニューを終えて、入浴しに行ったのだった。





 入浴を終え、麗奈、さやか、麻衣の3人は宿泊する部屋に戻っていた。


「おー、お疲れ、3人とも……って、さやか大丈夫……??」


莉子奈が3人を労ったが、さやかはそれどころではないようで、布団を見るなり倒れ込んでしまった。


「もー……ジュース全員分買うまでコンビニまで砂浜ダッシュさせられましたから……脚攣りそうですよ……」


麗奈がストレッチをさやかに施していくが、さやかの大腿四頭筋は悲鳴を上げていた。


「いたたたたたた!!! 麗奈ちゃん痛い!! 痛いって!!!」


まあ、さやかが大絶叫を挙げるのは無理もないのだが。


それくらい、疲労が溜まっていたのだった。


麻衣も左膝を何故か冷やしていた。


そのワケは。


真夏に立ちっぱなしで何時間もいたので、膝に痛みが溜まっていたのだった。


「麻衣さー、私らの見てどう思った?」


春希がポテチを食べながら麻衣に問いかける。


今日の合宿についてだろう。


「しょーじき言いますけど……まだまだ()()()()ですね、熱量が。鍛え足りないから、でしょうかね。」


「あー……それは思ったかも。瑠李以外全然ついていけてなかったしね……瑠李は普段から鍛えてるから小慣れてた感あったし。」


「各々考えて行動しているのは……それは認めますよ、私が来てからの今までを見てても。けれども……春高、目指してるんですよね? だったらコレくらい超えてもらわないと。今のままじゃ、カワタチの足元にも及びませんよ?」


「そーだねー……食らいつくだけだね、これは。乗り越えなきゃ話にならないしね。」


「ま、息抜きは大事ですよ。実際星林の時も……オンとオフだけは徹底しましたから。それが上手くハマってたから橋誉といい勝負ができた、それだけですよ。」


星林の強さの秘密を語りながらも、それを取り入れるように進言した。


「そうだよねー……麻衣のところはバレーを楽しそうにやってたし。正直負けるかと思ったよ、中3の時に唯一。」


「結局タレント揃いには及びませんでしたよー、麗奈。ってゆーか、麗奈はホント華奢なのに異常なまでにスタミナあるんだもん。流石橋誉は違うなー、って思った。」


と、ここで莉子奈がカバンからカードゲームみたいなものを取り出した。


「よーし、みんな……人狼ゲーム、やるよー!!」


「……莉子奈さん、それ全員参加ですか?」


「もっちろん!! 大幾とかはちょっと……ね、アレだけど。麻衣は進行お願い!!」


「……わかりました。」


というわけで、人狼ゲームが始まったわけなのだが、14人全員でやるため、配役はこのようになった。



人狼陣営


人狼3人、裏切り者2人



市民陣営


市民5人、占い師1人、霊媒師1人、騎士1人、タフガイ1人



……という構図になった。


そして、それぞれの役職は、というと。



市民:蓮、瑠李、芽衣、さやか、韋蕪樹


占い師:恵那


霊媒師:彩花


騎士:真理子


タフガイ:春希


人狼:瀬里、莉子奈、麗奈


裏切り者:藍、桃華


進行:麻衣



という風になった。


市民陣営は頭脳派の瑠李と蓮がいるとはいえ、重役が恵那と彩花のため、心配の要素しかないが、そこは探りを入れて真偽を確かめるしかない。


騎士の真理子とタフガイの春希が重要になってくる。


一方で人狼陣営は、主将、副主将の2人が人狼陣営で、周囲を引っ張れる2人に加え、ポーカーフェイスがウリの、駆け引きには無類の強さを誇る麗奈が備え立っているので、ある意味最強の布陣である。


また裏切り者には藍、桃華となっており、藍はそこまで議論には参加しないものの、大事なことはボソッと言うタイプなので、意外と周囲の注意を引きやすいという強みはあったが、いかんせん天然なので、そこがどちらに転ぶか、だった。


「それでは……1日目開始です。」


麻衣の一声でゲームが始まった。


人狼ゲームは、人狼を全員追放するか、人狼と市民の数が同数になるかで勝敗が決する。


そういった意味では、タフガイの春希は見えにくいが最重要人物になってくる。


というわけで、全員が口々に話し始めた。


人狼側としては、後々厄介になってくるタフガイ(春希)を追放したいところではあるのだが。


と、幸先よく恵那が占い師だと、手を挙げた。


無論のこと結果はないのだが。


と、ここで藍も占い師だと手を挙げた。


所謂「騙り」だ。


「うわ……すっごい意外な配役……」


蓮が唖然としたような声を発した。


「うん、どっちが本物か、ある意味わかんないわ、これ。」


莉子奈も同様に声を発する。


「けどまあ……この2人は保留でいいんじゃない? 占い師って結構重要じゃん?」


瑠李は恵那と藍は保留にするべきだという風に進言し、ひとまず2人の追放は免れた。


尚も議論を続けていく小田原南女子バレー部のメンバー。


やがて、追放会議を迎えたのだった。




 各自で投票していくことになる。


その結果は。


莉子奈三票、彩花、さやか、蓮にそれぞれ二票、韋蕪樹、麗奈、そして何故か藍、恵那に一票ということで、莉子奈がまさかの追放となった。


「うわー、マジかー……じゃ、頑張って。」


というわけで、夜のターンを迎えた。


まずは占い師のターン。


恵那が占った先は。


対抗の藍だったが、「人狼ではない」という結果になった。


霊媒師のターン。


彩花は莉子奈が「人狼」だと確認した。


続いて騎士のターン。


真理子が守った先は。


彩花を選択したのだった。


そして、瀬里、麗奈の人狼のターン。


お互いにアイコンタクトを取って目線を合わせた。


襲う先はというと………




 そして、夜が明けた。


麻衣がアナウンスをする。


「昨晩の犠牲者は…………()()です。」


芽衣が犠牲になったのだった。


2日目の昼のターン、議論が始まったのだった。


恵那が先に発信する。


「藍さんを占ったら……人狼ではないって出たんで、私から見て藍さんは裏切り者ですね、これ。」


一方の藍の占い先(偽)は。


「桃華を占って……人狼じゃない、って出た。」


まあ、お互いに(結果的に)嘘はついていないのだが、膠着状態が続いた。


と、ここで、彩花と桃華が同時に「霊媒師」と名乗って手を挙げた。


まずは本物の彩花から話す。


「莉子奈さんを見て……! じ、人狼でした!!」


「私は人狼じゃないって出たんですけど?」


割れた。


序盤から波乱が起こった。


それと同時に、麗奈と瀬里は、桃華が味方であるということを瞬時に理解し、軽く反応した。


彩花と桃華が言い合いになる。


それもそうだ、意地と意地の張り合いなのだから。


霊媒師の結果がどっちを信じるか、で議論が加速していくのだった。

後半は、前半の後半と同じ感じで進めていきたいと思うので、よろしくです。

次回はカワタチのエース、沖屋パイセンです。

合宿編はまだまだ続くので、よろしくお願いします。

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