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りなぽん小説  作者: りな小説家の卵
2/3

ぞうはおとなしくないです

ぞうだけはダメ。

今年の学芸会は、『ぞうれっしゃがやってきた』という実話を上演しました。

ですが、疑問があります。

なので、みなさんにも紹介します。


あらすじ

日本が中国と戦争を始めた頃。旅から旅へのテント暮らしであるサーカス団は、ぞうを安全に飼ってあげられるか心配していた。サーカス団は、ぞうのキーコ、アドン、マカニー、エルドを愛知・名古屋の東山動物園にあずけた。

一件落着のように思えたが、そうではなかった。

東山動物園に爆弾が落ちれば、逃げ出した動物たちは人をおそう。

それを防ぐため、兵士たちは東山動物園に対し、ぞうを殺すよう命じる。

しかし、飼育員たちの必死のとりなしにより、ぞうは生き延びた。

ただ、食料が不足し、キーコとアドンが死んでしまう。

終戦後、東山動物園の動物がいないため、園長と飼育員は愛知県民の子供たちと一緒に、上野動物園へ行った。

しかし、上野動物園も東山動物園と同じく、動物がいなかった。

園長がぞうのことをつぶやくと、子供たちは大喜び。

子供たちの熱意は、大勢の大人の心を動かし、各地の子供たちを東山動物園まではこぶ、特別仕立てのぞうれっしゃが走ることになった。


というお話です。

それで、私がつっこみたいのは兵士の命令に対し反論した時のセリフです。

その時のセリフがこれ。

「ぞうは猛獣ではありません。おとなしい動物なんです。」

いやウソです!

ぞうがおとなしい動物?天地ひっくりかえった、わあ大変。

ふざけんじゃないよ。

ぞうがかわいいと思うのは、かわいいぞうしか見ていないから。

ジャングルでぞうに遭遇したら死ぬ確率99,99%。

子供をおそいにきたと思って突進してくるから。

確かに『ぞうれっしゃがやってきた』は良いお話。

でも絶対ぞうはおとなしい動物じゃないから。これだけは信じちゃだめ。

ホントこれだけは守って。約束してほしい。

まじでぞうだけはダメ!


まとめ

ぞうがおとなしいなんて絶対に信じるな。

おとぎ話の見すぎ。

約束してね。

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