ぞうはおとなしくないです
ぞうだけはダメ。
今年の学芸会は、『ぞうれっしゃがやってきた』という実話を上演しました。
ですが、疑問があります。
なので、みなさんにも紹介します。
あらすじ
日本が中国と戦争を始めた頃。旅から旅へのテント暮らしであるサーカス団は、ぞうを安全に飼ってあげられるか心配していた。サーカス団は、ぞうのキーコ、アドン、マカニー、エルドを愛知・名古屋の東山動物園にあずけた。
一件落着のように思えたが、そうではなかった。
東山動物園に爆弾が落ちれば、逃げ出した動物たちは人をおそう。
それを防ぐため、兵士たちは東山動物園に対し、ぞうを殺すよう命じる。
しかし、飼育員たちの必死のとりなしにより、ぞうは生き延びた。
ただ、食料が不足し、キーコとアドンが死んでしまう。
終戦後、東山動物園の動物がいないため、園長と飼育員は愛知県民の子供たちと一緒に、上野動物園へ行った。
しかし、上野動物園も東山動物園と同じく、動物がいなかった。
園長がぞうのことをつぶやくと、子供たちは大喜び。
子供たちの熱意は、大勢の大人の心を動かし、各地の子供たちを東山動物園まではこぶ、特別仕立てのぞうれっしゃが走ることになった。
というお話です。
それで、私がつっこみたいのは兵士の命令に対し反論した時のセリフです。
その時のセリフがこれ。
「ぞうは猛獣ではありません。おとなしい動物なんです。」
いやウソです!
ぞうがおとなしい動物?天地ひっくりかえった、わあ大変。
ふざけんじゃないよ。
ぞうがかわいいと思うのは、かわいいぞうしか見ていないから。
ジャングルでぞうに遭遇したら死ぬ確率99,99%。
子供をおそいにきたと思って突進してくるから。
確かに『ぞうれっしゃがやってきた』は良いお話。
でも絶対ぞうはおとなしい動物じゃないから。これだけは信じちゃだめ。
ホントこれだけは守って。約束してほしい。
まじでぞうだけはダメ!
まとめ
ぞうがおとなしいなんて絶対に信じるな。
おとぎ話の見すぎ。
約束してね。