表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鍵屋無双 ~いや、すごい強いですよこのスキル~  作者: TAKUTOJ
4章 ジョブ継承と開業編
31/170

4の巻

短いです。

12歳の頃の過去話

 スキル継承の儀式に遡る。


 前に並んでいた女の子が肩を落とし、僕の順番が来た時だ。あのスキル継承の魔道具に驚愕したのも束の間。


 僕は自分が得たスキルの方に驚きを隠せない。


八卦神門(オールゲート)】:あらゆる門を司るスキル

 転移、常設、召喚他

 鍵と対を成すスキル


 "他"って!? 説明しろよ!


 僕は司祭が水晶を覗く前にさっさと【八卦神門(オールゲート)】を施錠した。


「【鍵】ですか。うーん。初めて見ますね、レアスキルですよ!

 おめでとう」


 その日のことはあんまり覚えていない。姉にイラッとしたことしか。新スキルが気になって仕方がなかったから。


 僕はこのスキルを多用していない。使う隙がないくらいいろんなことがあったから。いや、使えば解決できた事もたくさんあるのだろう。でも恐ろしかった。スキルに"神"なんて付いている。他人に見せられないだけでなく、デメリットもありそうじゃない?


 でも試す機会はやってくる。


 サリアラーラの小屋から帰った時だ。僕は妖精の世界へ直ぐに戻ることにした。


 あの範囲指定の土地へだ。


 使い方はとても簡単だった。


 解錠した【八卦神門(オールゲート)】を脳で意識する。転移の門を選択。自分が掛けた施錠場所、施錠した人の傍、解錠した人や物の傍等、【鍵】使用に関わったものが選択肢に入ってくる。


 僕はあの場所を淀みなく選択した。


 ちなみに目を閉ざしたミノタウロスの所へは行けなかった。誰かが討伐したのかもしれない。


「うぉぉぉなのじゃ!」

「「おかえりー!! 早いご帰還ー!! アハハー!」」


 しんみり別れを惜しみ、余韻に浸っていた妖精王達はまだフェアリーゲートにいたようだ。


「やぁ! ただいま」


 相変わらずそろった声が可愛い。だけど妖精王は容赦無い。


「早速乙女のクローゼットを使いこなすとは恐れ入ったのじゃ!」


「ち、違うし!」


 いや、強いですよこのスキル。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ