寝ている我が子に捧げる
帰宅して寝ている我が子を見ながら
君はいつもパパのお布団で寝ているね
ねえそこは君のお布団じゃないんだよ
パパはいつものように枕と毛布を隣に
君の髪はいつも濡れている暑いのかな
君の鼻はいつも詰まっててくるしそう
君のお手々はいつも温かくやわらかい
ほらそっちに行くとお布団から落ちる
ごめんね携帯の光が眩しかったのかな
さあ戻っておいでそこは床の上だから
仕方ない持ち上げるよ起きないでくれ
仰向けの首のした左手を回し頭を固定
右手は腰のしたに差し入れ息を整えて
呼吸のリズムを数える鼻づまり変奏曲
吐ききったタイミングで一気に移動だ
迅速そして丁寧に接地すぐに待機する
起きないでと見つめる先は穏やかな顔
今日も1日最後のお仕事も無事に完了