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黒のエルフと白の魔法使い  作者: キリエ
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エルフの谷

とある世界のファンタジー、四つの大陸が存在し、東はエルド、西はアレク、北はハク、南はサンと呼ばれている。四つの大陸にはそれぞれの文化があり、大きな王国から  小さな村まで存在する。

 アレク大陸には大国、ラザレア王国が中心となり、その隣にクロセニア王国がある。 そして二つの国の北には広く迷いやすい森、「光の森」というものが存在する。     そんな光の森の奥の奥には光の種族、エルフが住まう谷があるとされている。                                                            そんなエルフの谷のとある家に二人のエルフが話していた。           一人はくせ毛気味の桃色の髪を持つエルフの少年、長い耳を持ち、幼い表情、紫の瞳が特徴だった。外見年齢は16歳程だろうか。少年はもう一人のエルフに視線を向けると 高く声変わりをしてない少年の声で言う。                          「ねえねえ!聞いた?東のエルドのそこそこ大きい国が滅んだんだって~ 」        その表情はどこか楽しげで、もう一人のエルフは少年を一瞥する。            エルフには非常に珍しい黒髪を肩に着くか着かないくらい伸ばし、ツリ目気味の青い瞳と長い耳が整った顔によく似合っている。エルフ特優の細身の体躯、スラリと長い手足。外見年齢は18歳くらいだろう。黒髪のエルフ、シェラルドは興味なさそうに       素っ気なく呟いた。                                        「昔は繁栄した国でも いつか必ず滅びる時が来るだろ。」                 「そーだけどさ、その国って隣国と昔は仲良かったのにどっちかの裏切りによって争いが始まって戦にまでなって結局裏切った国が負けて王族の血が              途絶えて滅んだんだって~、シェラルドはどう思う?」                     「どう思うもレイシェル、どこでそんな話聞いたんだ?」                     シェラルドは呆れたように聞くと親友、レイシェルは「えへへ~、秘密―」とだけ言った。            

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