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ダンジョン 2

11階層ではこれまでと比べ薄暗く、道も少し険しくなっていた。


「ここからはこれまでよりも警戒して進もう」


と、ブリードが言うとキターシャも、


「うん、さっきまでよりモンスターも強くなってる気がするし」


といっていた。

確かにこれまでとは違いEランクのモンスターはほぼいなく、DランクのスライムやオークはもちろんCランクのオーガやジャイアントバット、ジャイアントベアーといったより強いモンスターがたくさんいた。

俺はともかくキターシャにとってはとてもつらいだろう。

身体強化魔法しか使えないキターシャは接近して敵を殴り倒すスタイルで戦っているため物理攻撃が効かないスライムや、頑丈なモンスターであるオーガやジャイアントベアー、毒を使うジャイアントバットなどとは分が悪いと言えた。

ブリードは魔力もかなり多いため難なく魔法を扱えるがキターシャはまだ魔力も少ない。

そのため長くは魔法が続かない。

それから2時間くらいかけ13階層まで行くことができたがキターシャはもう限界が近くなって来ている。


「魔石も入らなくなってきたしそろそろ戻るか?」


と聞くとキターシャは疲労困憊の様子で


「うん」


という返事を返したのだった。

それからはブリードが基本、魔法を使いモンスターを倒しながら入口まで戻ってきた。

そして換金所までいき、鑑定が完了するのを待つ中ブリードは


「本当に助かったぁ、ありがとう」


とキターシャから感謝された。

キターシャ一人では危なかった場面も何度もあったため、キターシャは少し申し訳なさそうにしていた。

それからしばらく雑談をしながら待っていると鑑定が終わった。


「それでは合計銅貨20枚です」


と言われ銅貨を受け取りキターシャと10枚ずつ分けあった。



ちなみに銅貨100枚で銀貨一枚、銀貨100枚で金貨一枚というように価値は全然違っている。

それ以外にも金貨100枚で大金貨一枚、さらにそれが100枚で白金貨一枚といったように硬貨には色々あるがそれらは国と国との取引などに使われるようなものでほとんど使われない。

ちなみにだがパン一つで銅貨1枚、肉は銅貨3枚といった相場であり、収入の少ない人たちからすればこれを買うのにも一苦労であり、自給自足している人も少なくはない。

そして、平均年収は銀貨20枚であるが冒険者になれば一攫千金を狙えるということもあり、冒険者を目指す人はだんだんと増え、それと同時に未熟ながらも命を落としてしまった人が大勢いた。

そして、なぜ未熟なものが死亡する例が多いのかというと、自分の実力を高く見積もり、下の階層へと足を運んで一攫千金を狙っているからだ。

魔石にもランクがあり、下の階層に行くほど質の良い魔石が多くなり、一つで金貨10枚ほどの価値があるとものもあるのだ。


それから、解散となったわけだが


「改めて今日はありがとう」


とキターシャが言ってきたので俺も 


「こちらこそ、それとこれからもよろしく」


とだけいい、キターシャとは分かれた。

それからローブを見て回ったがどれも銀貨一枚は必要で安くても銅貨50枚はかかるそうなのでお金をためて今度買おうと決め、今日のところは宿へと帰ったのだった。

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