ダンジョン 1
今日からはキターシャとダンジョンへ行く。
そのためにギルドまで行ったがまだキターシャは来ていなかった。
そして、ギルドでは武装した人が大勢いた。
なぜならギルドの地下にダンジョンがあり、みんながダンジョン開放の時間を待っているからだ。
また、ギルドには様々な依頼もある。
魔物の討伐から畑仕事の手伝いなどがあり、報酬も様々だ。
そしてダンジョン開放の時間になってから少しすると
「ごめんおまたせー」
といい、キターシャと合流することができた。
「それじゃあダンジョンに潜るか」
といいダンジョンに潜ろうとしたがキターシャに止められた。
「えっ、もしかしてその装備でダンジョンに潜るの?」
「え、剣だけあればいいだろ?」
というと
「えっじゃあローブとかも着ないでいくってこと?」
と、驚かれてしまった。
ローブには魔法攻撃に対する耐性がある。
そのため冒険者は身につけることもあるのだが浅いうちはいらないだろうと思い
「今日はまだ深くまでいかないしいいでしょ」
と軽い気持ちでいうと
「そうやって油断して死んだらどうするの」
と、怒られてしまった。
キターシャは受付に色々言われていたため、心配してくれているのだろう。
そして、キターシャは俺が精霊であることを知らないため、魔法耐性がまったくないと思っているらしい。
でも実際は中級魔法くらいなら俺にダメージは通らない。
たがここでキターシャに本当のことを言ってもいいのだろうか…などと考えていると、
「なら今日だけだからね!あと少しでもあぶない目にあったらすぐに帰るそれでいい?」
と、許可してくれたため、
「ありがとう、次からはローブを着てくるよ」
とだけ返しておいた。
それから一緒にダンジョンに入ったわけだが
「なんかモンスター弱くない?」
と、キターシャが言うくらいモンスターはとても弱かった。
あとから知った話だが、ダンジョンは50階層まであり、そこはSランクの人がパーティーになっても勝てるかどうかなのに対し、1から10階層まではゴブリンやブラッドバットなどのEランクのモンスターが多く、稀に物理攻撃が効かないDランクのスライムや同じくDランクのオーク、そして極稀にCランクのオーガが出るといった感じであり新人冒険者でも十分戦えるレベルのモンスターしかほぼいないのである。
それから俺達は10階層まで難なく進むことができたのだった。
「ふぅ~結構魔石も集まったねー」
キターシャの持っている袋だけでもかなりの数の魔石があった。
「とりあえずここらへんで一回休憩するか」
と、俺が言うとキターシャは、
「さんせー、少し疲れちゃった」
といっていた。
周りを見渡すといくつかのパーティーが俺達と同じように休憩していた。
ここは少し開けていて安全地帯となっているようだ。
それから水分補給やキターシャの持ってきたパンを食べながら1時間ほど休憩したあと俺達は11階層に足を踏み入れた。




