9.リヴィウスの過去、いざ精霊界へ
リヴィウスの過去がついに明らかに!?
「イゾルテ?精霊王さま?」
首を傾げてリヴィウスが聞く。
「ああ。回帰を司る精霊王。イゾルテじゃ。お主は我を喚び出した。御主は我に何を求める?小さき魔術師よ。」
「どういうことなの?これは先生とお話しできるものじゃないの?」
「これは精霊王を召喚する数少ない手段のひとつじゃ。もう一度聞こう。御主はどうしたい。」
「あの怪物を、先生をおsってるやつを助けたい。」
「良いだろう。御主に与えるは我が権能。『回帰』じゃ。」
「ありがとうございます。言ってきます。」
しかし、遅かった。回帰の力は死の運命を覆せず。精霊王から授かったのはその力の一端。ティファを助けれるほど力は強くな買った。
「リヴィウス、逃げてぇ!」
そして今になる。
「私はティファ先生に言われた通り、逃げました。そこで、『太陽の聖女』であるアスタルテ様に会ったのです。そして私は権能である『回帰』を使った治癒術を活かし、『時の聖女』となったのです。」
リヴィウスは悲しげな表情で語り終えた。
「アスタルテ、俺の母さんに?」
「はい。ラティエルさんの母親であるアスタルテ様は私に治癒術と支援魔術を教えて下さいました。」
『まァ。大体の事情は分かった。すまねぇな。事情も知らずに問い詰めちまってよォ』
「いえ、そんな。」
『それじゃァ、オメェらにはイゾルテを助けてもらう。そしたら隠された史実をオメェらに教えてやる。頼むぜ』
『『聖霊アリアの名の下に。開け、門。』それでは皆さん行きましょう。この向こうが精霊界です。』
アリアの詠唱の元開かれた門の先に見えるは、大自然。
『ラティエル行こうぜ!』
「ああ。」
こうして一行は精霊が生まれ、暮らす場所。『精霊界グラシアス』に足を踏み入れた。
「へぇ、ここがグラシアスか。」
「久しぶりの雰囲気っす。」
「精霊の力を沢山感じますね。」
「良いところだな、リゲル。」
『ヘヘッ、そうだろ?アタシもラティエルにココに来て貰えて嬉しいぜ!』
『よし、オメェらついて来い。』
『はーい、皆さん、こっちですよ〜。』
先導するアリアとルクスについていくらラティエル達。リゲルはラティエルと一緒に歩き、フムスは後ろを歩く。
『君たちが今回の試練の合格者かイ?』
黄色の魔力光と共に急に現れたのは黒色の髪に黄色の目をした、和風装束を着た男性。
『おや、トゥルスさん。お久しぶりですね、もう探索は終わったのですか?』
『あア。計画通り、黄の宝珠を手に入れたヨ。』
『そうですか、前から気になっていたのですが、本当に宝珠は必要なのですか?あなたにあの力を制御できるんですか?』
『まア、それよりイゾルテを救う方が先じゃないカ?それとも雷で貫かれたいカ?』
『あらあら、じゃああなたを世界の果てまで流してあげましょうか?歌で眠らせてあげますから、楽ですよ〜。』
一触即発の空気。
「『空気権限』『冥王の杖』。2人とも。落ち着いてくれ。」
そういいながら術式を構築するラティエル。
『ほウ。かの冥王アルトが使ったとされる杖カ。僕もケガはしたくないのでネ。すまなイ、アリア。』
『いえいえ、私も熱くなり過ぎました〜』
『騒がしい奴らだなァ。ジジイ、行くぞ。』
そう言い、ルクスにみんなを呼ばせ先へ進むルクス。




