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4.『聖歌』と試練

更新遅れました。がんばります。

『それでは、進みましょう。』


アリアが生み出した水球についてきたラティエル達。王の間の最奥。そこにある試練の扉を開けるアリア。


ガチャッ


『開け』


門が開く。


『到着しました。ここが、精霊界への試練の間。『精霊の箱庭ティターニア』です。』『改めまして、私の名前は『聖歌』のアリア。試練の監督を務めております。以後お見知り置きを。』


アリアが一礼した瞬間、ラティエル達の視界を青い光が埋め尽くす。


「なんだこれ…」


『ここにいるのは水属性の精霊たちです。私のお友達ですね。彼らについていってください。そうすればあなた方の道は開けるでしょう。』


青い光が動き出す。


『それでは、これより『聖歌』のアリアが試練の監督を務める、『聖歌の試練』を開始します。』




二手に別れるラティエル達。メンバーがラティエル、ミストとライム、リヴィウスである。


ラティエル達side


『ようこそ、ラティエルさん、ミストさん。ここでは『聖歌の試練』の一つ『力の試練』を行います。ここでの試験官から説明を受けてください。』


アリアの声が聞こえた瞬間、茶色の光がラティエル達の前に集い、人の形となった。


「茶?土っすかね?」


ミストが予想する。


『御名答。エルフのお嬢さん。儂の名はフムス。『万護』のフムスじゃ。よろしくのう。リゲルの契約者よ。』


「ああ。よろしく。ここでは何をするんだ?」


『簡単なことじゃ。儂と戦って勝てば良い。この『精霊の箱庭ティターニア』の中では精霊は不滅の存在じゃ。』


「なるほどっす。じゃあさっそくやるっすよ!」


『元気だのう、エルフのお嬢さん、覚悟せえよ?』


「これは…。ゾクっとする殺気っすね、これは苦戦しそうっす。」


「『空気顕現』 『星撃の杖』ミスト、俺から仕掛けるぞ。」


「了解っす!『魔力装填』」


手元に杖を顕現させるラティエルと魔力を貯めるミスト。


「『星撃』」


『『地盾』。良い一撃じゃ。だが、火力が足りんのぉ。』


盾が出現し、星撃を弾く。


「うーん、確かに火力が低いな。こうなったら。ミスト!今から魔術の威力を上げる作業をする!ミストは持ち堪えてくれ!」


「了解っす」


『がはははっ、滾る、滾るのぉ。久々の殺気じゃ。儂の名前、覚えて冥土に行け、冒険者どもぉ!『怒霊の鉄槌』!』


フムスがハンマーを出現させ、ミスト達の元へ距離を詰める。


だが、フムスの目の前に居たのはミストだけだった。


「いらっしゃいっす、お爺ちゃん、そこはラティエルさんの射程内っすよ。」


『なっ!』


「リゲル、行けるか?」


『おう、術式解析完了。ラティエル、狙撃だ。』


「了解。『星撃』」


星を撃ち抜く魔術がフムスの体を貫く。


「もう一発サービスっすよ!『魔力装填』『神風破槍』!」


『まだじゃぁ!』


フムスがハンマーを振り下ろす。


『フムス、追い討ちだぜ。『断魔』』


フムスのハンマーが砕け散り、フムスの体が茶色の光となる。


「え、消えたっすけど大丈夫っすか?これ。」


『さっきもフムスが言ってただろう。ここでは精霊は不滅の存在だ。この世界で精霊は滅びることもない。まず、フムスは一切本気じゃないしな。アイツの本領は防御にあるからな。』


「でもすごい魔力だったっすね。」


『そう言ってもらえると光栄じゃ。エルフのお嬢さん。』


『久々だな、フムスの爺さん。』


『おぉ、リゲルか。お前さんの断魔、以前よりもっと鋭くなったのう。ここを出てからまた腕を上げたようじゃな。』


『フムスの爺さんは相変わらず戦いと普段で人格が変わるな!』


『がはは、そういうお前さんはいつも同じじゃの。リゲルよ。』


『へっ、アタシはアタシだぜ!』


『うむうむ、元気なのは良いことじゃのう。』


リゲルは笑いながら、フムスは感慨深そうに話す。


『おっと、そうだった。エルフのお嬢さん、そしてリゲルの契約者よ。名を教えてくれるか?』


「ウチの名前はミスト。ミスト・イ・ルルっす。」


「俺の名前はラティエル。」


『ミストに、ラティエル。良い名じゃ。お主らにこの石板をやろう。これは試練を突破した証であると同時に、儂のことを召喚することができる石板じゃ。』


「ありがとう。フムス。」


『おう、また後でな。』

フムス好き!って方は⭐︎5を!

アリアだろ!って方はブクマと⭐︎5を!

リゲルなんだが?って方はお気に入りユーザーとブクマと⭐︎5を!

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