塩は身体に悪いのか?
今回は競馬の話ではないです。
よく塩分の取り過ぎは良くない、と言われます。塩は人間にとって必要不可欠のものですが、確かにとりすぎはよくありません。ですが、昔は減塩食品なんか無かったですし、そもそも日本人は塩分の多い食事をとってました。そして、塩分は身体に悪いと言われる一方で、脱水症状を防ぐため、塩分を含んだスポーツ飲料や塩飴などを飲食することが推奨されてたりします。矛盾していると思いませんか?
実はこれ昔、工業塩を食用として転用した事に端を発していると言われます。日本では元々海水から塩を作っていました。しかし海外から安い岩塩が輸入できるようになると、塩田は衰退しました。世界情勢が悪くなり、海外から輸入できなくなると、工業塩で良いじゃないか成分もほとんど同じ塩化ナトリウムだし、と言う事で塩化ナトリウムほぼ100%の塩が売り出されました。
確かに自然の塩もほとんどが塩化ナトリウムですが、他にもカリウムやマグネシウムなどミネラル分も含まれてますし、塩化カリウムなどは余分な塩を輩出するという働きもします。どうせほとんど含まれていない成分などなくても良い、味も大して変わらない、とその当時は思われていた成分が結構重要だった訳ですね。ですので、自然塩を使っている限り、本当はそんなに塩分を気にする必要は無いそうです。
ちなみに、私のオリジナル小説で合成食品がまずいと言う設定の一つは、この逸話に基づいています。軍のレーションは基本的な三大栄養素以外は、サプリメントで補給すると言う感じです。




