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自然と共に楽しむって事!  作者: メスティン
3/7

クロダイのしゃぶしゃぶ。

まずは、早起きであること、それは1匹でも多く釣りたいならば当たり前。

朝、暗いうちから自然と目が覚める。


パンとアサリのクラムチャウダーを食べて家を出る。


目的地は、広島市内の商工センターの周りだ。

ここには、沢山のポイントがある。

自転車に乗って走りながら落とし込みが出来る水深の深い場所を探す。


壁にカラス貝がついているポイントを探すと良い。


「防波堤発見!到着~」


釣り場についてまずは準備をする。

まだ、太陽が登ってはいない。


仕掛けを用意して、先ずは蟹を餌に魚釣りを始める。


落とし込みは、ガンダマの重さだけでゆっくりと防波堤の際を落とす釣り方で、穂先や糸の動きで当たりを取る。

すべては、店長の受け売りである。


蟹をゆっくり落として行くと、壁に引っ付いて落ちにくい。


少しだけ壁から離すとゆっくり落ちて行く。


それを、何度か繰り返して居ると、底まで落ちて、上げようとしたときに当たりがある。


ピクピクと穂先が動く。


すぐに合わせて、やり取りを始める。

この間の様な引きはなく、メバルがつり上がってくる。


「メバルゲットー!リョウケイ」


メジャーで測ってみると25cmのメバルである。


すぐに、クーラーにしまい次を狙う。


防波堤を歩きながら次々に移動して行く。

落として居ると、途中で落ちなくなる。すかさず合わせると、又、すぐに上がってくる。


クサフグである。


クサフグは食べられないので、リリースする。


餌を変えてカラス貝にして落として見る。


カラス貝が途中で落ちなくなる。すかさず合わせると、ぐんぐんと引いている。


こないだの、引きに近いものがあるがこの間ほどではない。


黒い魚体の魚が上がってくる。


「クロダイだ!」


網を入れて取り込む。

「クロダイゲット!」

36cmのクロダイだ。


そのあとも、カラス貝で2匹のクロダイを釣り上げだが、今日は、そろそろ終わりの時間だ。


一番大きい魚が36cmそれでもケンタは満足している。


片付けをして、自転車にまたがり走り出す。


家に帰る前に、尺取虫に寄り、魚の写真を撮ってもらう。


始めてのクロダイを自慢してから、尺取虫を後にする。


家に帰り、母親にクロダイを見せる。

「大きいクロダイね!」


最高の笑顔で「始めてのクロダイだよ」


母親はにっこりと笑いながらウデまくりをする。

「美味しく料理しないとね。」


今日はクロダイのしゃぶしゃぶだ。

白身魚で、おろしぽんずがよくあう。


「美味しいな~」


これからも沢山釣って、沢山食べるぞーって心の中でガッツポーズをして、今日は眠りにつく。




クロダイが匂いが臭いと、敬遠されますが、海で釣れる10月くらいのクロダイはとっても美味しいと思います。



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まだまだ未熟者ですが、日々精進して行きたいと思います。
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