michelle
ルグランに会えない土曜日、セシルは
なんとなく・・・淋しい。
それは、セシルにしかわからない気持ちで
ことばにはできない。
恋、みたいなものでもないし。
ルグランの前で、かわいい仕草をしてみせて
微笑んで貰える。
それだけ、なのだけれど、それが嬉しいセシル。
その様子を、クリスタさんは「かわいいセシルさん」と
にこにこしながら。
一緒に、図書館のお仕事。
クリスタさんは天使なので、その気持を、そのまま受け取る。
恋とか愛、とか・・・形に当てはめなくても
生物ではないので、それでいい。
生物だと、婚姻、なんてメンドーなものがあるから(笑)。
そういうものがない天使さんは、自由。
ふわふわとそこに、存在する。
クリスタさんによく似ているめぐは、人間なので・・・・
そのセシルの可愛らしさを「恋、なのかな?」なんて思って
心配したりする。
「あのルグランさん、大丈夫かしら」なーんて(^^)それは普通の感覚である。
めぐはお姉さんなのだから。
でもまあ、ルグランももう、おじいちゃんの年代だから・・・・めぐが心配することもない。
その心配って、めぐ自身の感覚なので。ルグランの行動様式なんて、解らないから。
そんな感じで、セシルのクラスメート、ミシェルにもその感じは伝わる。
セシルが可愛らしくなったこと。
幼くはしゃいでで、ミシェル自身を好んでいた、のだけれども
このところ、ちょっと、変わってきたな・・・、なんて。
ミシェルは、別にセシルが好きな訳でもないけれど
好ましい友達。それで、自分に興味を持ってくれていて疎ましい程だったのに
このところ、そうでもなくなったから(^^)
それが、すこーし気になる。
少年の気持も、おもしろい。
「図書館に行ったとき、ちょっと見てみようかな」なーんて思う、かわいい少年ミシェルである。
もともと、めぐに会う為によく図書館には行っていたけど
このところ、クリスタさんが代わりに出てるので
あまり、図書館には行っていなくて。
セシルとルグランさんのことを、ミシェルは知らなかったのだ。




