第46話「悪徳貴族」
レイア「世間を黙らせる」
レイアは大声で笑う。
アスベルは強い目で表情を変えなかった。
レイア(これは何かあったわね)
レイアはコーヒーを飲む。
レイア「いいでしょう」
アスベル「…ありがたい」
レイア「ただ、条件があるわ。」
レイアは立ち上がる。
レイア「私を王にしなさい」
アスベルは驚く。
レイアは第3王女で2人の兄がいる。
つまり、粛清依頼と同義だ。
アスベル「……方法は?」
レイア「あなたに任せるわ」
レイアはゆっくりと立ち上がる。
レイア「私は玉座に座って王国を反映させたいの」
レイア「でも、私には使える駒が少ないのよ。」
アスベル(…面白い女だ。)
アスベル「なら…仲間にしたい男がいる。」
レイア「…誰?」
アスベルはニヤリとした。
3日後
アスベルは王都から離れた鉱山に来ていた。
アスベル「おい…」
1人の男が振り返る。
??「やれやれ…一番会いたくねぇ奴がきたな」
アスベルはその男に詰め寄る。
アスベル「……ここを出たくないか?」
??「お前に雇われるよりマシだ。」
アスベル「宰相になりたくないか?」
男の顔付きが変わる。
アスベル「俺も家を追われた。しかし、後ろにはレイア姫がいる。」
アスベル「俺と共にこい。コルド」
コルドは鉱山で働いていたせいか身体つきは変わり、筋肉に溢れていた。
コルドは考え込む。
コルド「面白そうだな。」
コルド「ただ、条件がある。」
アスベルは向かい合う。
コルド「お前は俺が殺す。」
アスベル「望むところだ」
この日、最悪の2人が手を組んだ。
アスベルがノックする。
レイア「入れ」
レイア姫の王城の部屋に来ていた。
レイア「光栄に思うといいわ。」
レイア「この部屋に男を入れたのはお前たちが始めてよ」
アスベルの後ろには、髪やヒゲを剃り、精悍な顔付きになったコルドがいた。
レイア「コルドね」
コルドは手慣れた所作で膝をつく。
レイア「……期待していいかしら?」
コルドは無言で頷いた。
アスベル「さて…」
アスベルはレイアの近くのソファに座る。
アスベル「王国を掌握するために」
アスベル「悪巧みを始めようか」
読んで下さり、ありがとうございます。
王国編、始まります。




