表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪徳貴族として酒池肉林を目指しているが、世間がうるさいので黙らせることにした  作者: ルピナス
聖王国編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/44

第32話「開国祭前夜」

街の街道には屋台が並び、明日の開国祭に向けて準備が進んでいた。

アイミス「すごい盛り上がりですね。」

アスベルは屋台で串焼きを3本頼んでアイミス達に渡す。

アスベル「俺もこんな祭りを領地でやりたいんもんだ」

アスベル達はパルティア大聖堂に向かって行った。


パルティア大聖堂につくと、シンシアとローズが立っていた。

シンシア「アスベルさん!」

シンシアは満面の笑顔で迎える。

ローズが歩いてくる。

アスベル「ローズ司祭、順調ですね」

ローズ「ああ準備は終わっている。」

アスベル(やるとすれば今日だ。)

シンシア「このあと、会議があるのです。アスベル様を教皇様に会わせたくて!」

ローズ「君にはそれだけの価値がある。」

アスベル「ありがとうございます。」

アスベルは丁寧に頭を下げる。

ミスティ「……相変わらずの演技だな」

誰にも聞こえないように呟いた。


大聖堂の奥の会議室

教皇ラインが中央に座っていた。

教皇ライン「それでは会議を始める。」

ハイツ「教皇様」

ハイツはニヤリとして話し始める。

ハイツ「先の寄付金の改革案を廃止してもらいたく思います。」

会議場にどよめきが走る。

シンシア「……なぜ?」

シンシアは拳を震わせながら、言葉を発した。

ハイツ「当然ですよ。」

ハイツはニヤリとする。

ハイツ「シンシアが出した案は誰かの案なのですから!」

シンシア「その方は無関係です!提案したのはあくまで私とローズです!」

ハイツ「その方というのが問題なのですよ。部下が調べたところ、その人物は隣のガーネット王国のランドバーグ公爵家に繋がる人間なのです!」

シンシアとローズが驚く。

ハイツ「教皇」

ハイツ「敵国の何らかの策略でしょう。是非とも取りやめて頂たい。」

会議場に静けさが戻る。

ライン教皇「ふうむ。敵国の者だとすれば、何らかの狙いがあるかもしれんな」


「お待ちください」


会議場のドアが開く。

男1人と女が2人歩いてくる。

アスベル「教皇様。始めまして、善良な信仰者のアスベルです。」

その瞬間

ハイツ「部外者は出ていけ!」

シンシア「待ってください!」

シンシア「教皇様、この方が改革案を示してくださったアスベル様です!」

アスベルは膝をつく。

アスベル「アスベルです。今回は稚拙な案を採用してくださり、ありがとうございます。」

教皇ライン「お主がガーネット王国の者というのは真か?」

アスベル「真であります。」

教皇ライン「狙いはなんじゃ」

アスベル「私は一重に信仰とこの聖王国のことを想い行動しただけです。」

ハイツ「嘘だな」

ハイツ「お前は寄付金制度を無くし、国力の低下を招こうとしている!」

アスベルは不敵に笑う。

アスベル「国力?教会が考えるべきは信仰と信者へどうするかではありませんか?」

ハイツ「黙れ!詭弁家が!」


ローズは拳を握りしめる。

ローズ「もう限界だ。」

ローズが勢いよく立ち上がる。

ローズ「ハイツよ。お前は調子に乗りすぎた。」

アスベル(さあ…反撃開始といこう。)


読んで下さり、ありがとうございます。

政教分離って大事ですね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ