表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪徳貴族として酒池肉林を目指しているが、世間がうるさいので黙らせることにした  作者: ルピナス
聖王国編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/30

第22話「祈り」


聖王国の正門をくぐり、街の中に入る。

建物はすべて白で統一され、

汚れひとつないその景色は、どこか「人の生活感」を感じさせなかった。

アスベル(統一する必要あるのかねぇ)

アイミスとミスティは始めての外国ということで落ち着いてない。

ミスティ「……それでどうするんだ?」

アスベル「…まずは観光でもしようじゃないか」

アイミスとミスティは目が丸くなる。

アイミス「でも…急がないとじゃ」

アスベルは溜息をつく。

アスベルは小声で

アスベル「いいか?俺たちは余所者だ。それが正門くぐった途端に探し物を始めるなんて怪しすぎるだろ」

アイミスはなるほど!と言った顔で頷く。

アスベルは1人で歩き出した。

アイミス「置いて行かないでください!」



---


パルティア大聖堂が見えてくる。

アスベル「でっかいなぁ」

アイミスとミスティは口が空いていた。

アスベル(まあただの宗教組織にこんなものが必要とは思えんが)


??「あなたたちは、旅人ですか?」

アスベルが後ろを振り向く

そこには、シスターの服装をした女性が立っていた。

シンシア「始めまして、私は司祭のシンシアと申します。」

アスベル「ご丁寧にありがとうございます。」

シンシア「見慣れない方だったので、道に迷ってないかお声をかけさせて頂きました。」

アスベル(職務質問か…)

アスベル「今日ついたばかりでして、是非ともカルディア大聖堂にてお祈りをさせていただきたくて」

シンシア「そうだったのね」

シンシアは手を合わせる。

シンシア「ナハト様はあなた達の信仰を喜ぶことでしょう。」


ゴーン!ゴーン!

一際大きな鐘がなる。

すると、周りの人々が膝をつき始める。

アスベル「……!?」

アスベルも慌てて膝をつく。

アスベルは小声で

アスベル「アイミス!ミスティ!早くお前らもやるんだ!」

アイミスとミスティは慌てて真似をした。


やがて、鐘の音がやむ

シンシア「今のがお祈りの時間です。正午を鳴らす鐘でもあります。」

シンシアはさも当たり前かのように話す。

アスベル(これが信仰か…敵に回せば終わりか)


シンシアは立ち上がり、話を続ける。

シンシア「良ければ私がカルディア大聖堂を案内しましょうか?」

アスベルは少し黙るが応える。

アスベル「ありがとうございます。」

シンシア「それはよかった。」

シンシアはニコニコして、カルディア大聖堂へと歩き始めた。

アスベル(さぁ…カルディア大聖堂はどんな感じかな?)


アスベル達は、敵の総本山へと歩みを進めた。

読んで下さり、ありがとうございます!

宗教の善意がみんなにとって、良いこととは限らない

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ