第2話
魔獣オルトロスは倒れ、三人に武器を向けた四人が一声。
「裏市場子飼いチーム、リーダー役の朱鷺」
手を上げた三人、魔獣オルトロスの側にインプが現れた。
四人と三人は魔獣に武器を向けた。跳ねるキメラ、四人の火力、風弾、水弾、矢が魔獣に刺さるとインプが飛び出した。
信
「風弾の乱れ撃ち」
高速連射の風弾がインプを中心に貫く。
朱鷺
「ナイスショット」
信
「シルフ」
サブリーダー役を沈黙にした。
信
「横から横取りではないな?」
朱鷺
「裏市場から借金してるの、担保が風精の涙」
信
「わかった」
サブリーダー役の男
「久しぶりに沈黙した、お前は才能あるな」
氷精使いの男
「シルフ使い、上手いな」
ゴースト使いの男
「才能あるぜ」
回収と撤退、三人は初依頼をこなし、500万円を山分けした。
裏市場の施設、ジムの中。
信
「俺は宮下信、隣が木之本木埜、サラマンダー使いの一機か」
サラマンダー使いの一機
「そう、だがAランクの朱鷺チームがいると裏市場って感じだ」
朱鷺
「リーダー役の朱鷺、サブリーダー役の和合、氷精使いの豹、ゴースト使いの蓮台寺」
挨拶した三人と四人。
信
「風弾は40mから90m、約散弾銃の射程距離、水弾は10mから20m、約拳銃の射程距離、和弓は30m位、サンダーが50m位、火が30m位、で風弾の散弾って可能か?」
シルフ
「可能よ、かまいたちを散弾に撃ち込むなら」
信
「なら使ってみる」
木埜
「可能?」
ウィンデェーネ
「可能」
この実験用の的に撃ち込む二人。
木埜
「可能だった」
信
「更に射程距離が短くなった、風弾の散弾は30mから、50mか」
木埜
「接近戦に役に立つ」
信
「威力はあるな」
ジムの他に射撃場、弓道場、武道場、この三人の提案者の一機、威力を調べる。
一機
「一発は弱いが、散弾に撃ち込む事で威力を上げた訳か、ふむ」
朱鷺
「接近戦用マスターキーね」
木埜
「朱鷺さんは使い魔は?」
朱鷺
「下位魔神よ」
呼び出す。
信
「ん?痩せてるな」
朱鷺
「最近は食べないのよ」
信
「虫歯か」
下位魔神が頷く、朱鷺がわかって、歯科に送る。