先輩の万人受けしないプチいい話〜
私は本をまともに読んだことがない、そのような人間は世の中に一定数いるだろう、そんな奴でも突然本を書きたくなる日がくる、だから私は本を書くぞーー でも、どんな内容にすれば良いかもわからない、文章の書き方もわからない、書いたことがあるのは学生時代に夏休み課題で出された読書感想文だけ、でも、書きまーす! とりあえず先輩から聞かされた私にとってのいい話〜
ぱいせんとの出会い
私は就職した先で今までに出会った中でトップ3には入るレベルのいい先輩に出会った、そのせんぱいをF先輩としよう。
私と先輩は、喫煙所へいっしょに行くタバコ仲間だ。部署は同じだが、班は違う、直属の先輩というわけでもない。だが誰よりも私を指導してくれる後輩思いの良い先輩だ。指導と言っても、もちろんパワハラではないと断言できる、今居る職場で一番信用できる人だ。だが、何故その先輩と深く関わるようになったのか、それは私と先輩が同じ境遇の持ち主だったからだ。その境遇とは何か、どのような職場で出会ったのかを説明しよう。
私がしていた仕事は入社すると、まず、前期と後期で3ヶ月づつの教育を受ける、それが終われば全国の場所へと配属される仕事だ、遠回しに言うのも疲れるのでハッキリ言おう、自衛隊だ。そして、その配属先で出会ったのがF先輩(F二等陸曹)だった。
私という人間は、やる気も希望もない、一新兵だ。だが、人事上の問題というか、教育隊長たちの意地の張り合いというか、希望もしてない陸上総隊の某S団へ行くことが決まってしまった、よくわからないが行けちゃった系人間と言うらしい。そして、行けちゃった系の人間は、熱望をしてS団へ来た、やる気満々人間からはとても気にいらない存在みたいだ。そのことで、数々の文句と罵声を浴びせられてきた、だが、やる気満々人間の言い分も分かるため、言い返しはしなかった、だが熱望したやつが弱音を吐いているところを見た時は無性に腹が立って、マシンガンのような罵声を浴びせてやっていたという経験も持つ人間だ、だが、F先輩はここまでの長い話を一から十まで共感してくれた。この話がきっかけで先輩と深く関わっていくことになった。
先輩が話した多分いい話
前の話とはほとんど関係ないが、私と先輩は三度の飯より下ネタが大好きだ♡ 基本的に下の話をしている、会話の70%は下ネタだ、この数字は、18歳男子の童貞率とおんなじ数字だ、要するにほとんどってことだ(笑) だが、下ネタ大好きF先輩でも下ネタが混じった真面目な話をしてくれるときがある。
その話とは、
(チンチンの先っちょが取れるまで遊べ)
という内容の話だ、これは単にヤリまくれというわけでもないわけでもなく、若いうちに飽きるまで遊ばないと、歳をとって後悔するぞ、という話だ。
先輩曰く
(若いうちはヤリまくって本当に大事にしたい人間が見つかったらそいつ一筋で生きろ、そんな人間が見つかるまでは、チンチンの先っちょがとれるくらいの勢いで遊べ、若いうちに遊んでないやつは、結婚した後に遊びたい衝動が来て浮気に走るぞ、そんな糞みたいな人間にはなるなよ。)
とのことだ、人の気持ちも考えずにヤリまくる時点で、人間としてどうかという考えもあるが、あながし間違ってもないだろう、穴だけに。そんなこんなで、先輩の話にビビっときた私だが、やはり真面目に生きていく方が大切なのでわないかと考えた、そんな時に先輩は名言を放った
(真面目な人生ほど面白くない人生はないぞ)
これにもビビビと来た、だがこの言葉に対しても一定数の反対人間がいるのは間違いないだろう、それでもここ一年間で一番ビビっと来た言葉だ.だから読者のみんなにこう言いたい
(ここテストに出るぞ笑) 完