山田視点で、エロ本の購入について考えてみた。(※お下品)
前書き
世の中には、男性も女性も、異性の超えてはならない下の世界の境界線があると思うのですが、私は平気でそれを飛び越えた気がします
でも、悔いはありません((←⁉️
ただ、反省はしてます。御免なさいm(__)m((←………え…Σ(゜д゜lll)
………いや。いやいやいやっ!
いつまで店内に居座る気だよ!?買うなら、恥ずかしがらずにサッサと買えやっ!!
ずーっとエロ本コーナーを一時間近く、行ったり来たり……その間な…お前は気付いてないけど、何人かの客と私は会計で相手してたんだよ!?
それに、お前の行動が余りに挙動不審だから、斉藤さんが商品補充しながらお前を見張ってんだよ!?
なのにお前はエロ本を如何やって買うかに夢中で、周囲への注意が疎かになってて…。女性客が会計する際になァ、お前の事が怖いから如何にかして…って私に目で訴えてきてな…すっっっごい可哀想だと思ったよ!?
こーゆうので、男性がトラウマになったら如何しようかと思ったよ!?
お前、もしそのコが男性恐怖症になったら如何するわけ?責任、取れんのか!?!!タマ、取る覚悟はあんのか!?あぁん?!!
……もう、ウロウロせずにサッサと買え。そっちの方が、堂々としてて、カッコイイから。
自分の身に降り掛かる事でなければ、性事情なんて、みんな見て見ぬフリでやってんだから!
私とアンタは、毎日顔を合わせる様な関係性ではない赤の他人なわけだから、堂々と買いなさい!…汚いものを見る様な目で見ない様に、対応してあげるからさ?
お前の性癖は、お前が本を手にしたり、戻したりを繰り返してるのを見て、まるっと判ったから。
サッサと買って、お前は家でスッキリ!私はお前が居なくなって、漸く普段通りに作業へ集中が出来る!で、ウィンウィンなわけ!!
だから……サッサと買って、店内から消えてくれ…。まじで頼む!!!
「山田さん、交代の時間ですよ」
声がした方へ顔を向けると、夜勤の田中さんが、お疲れ様です、と会釈してきた。それに、私も会釈を返して、じゃあお願いします、と私はレジを出て、バックヤードへと足早に向かう。
漸く、あの迷惑な客…と認めたくない男とおさらば出来る♪
田中さん、それからもう一人の夜勤の……誰だったかな?…まあ、いいや。
お二人とも、後は宜しくお願いします!
完