人形
初投稿となります!最後までお読みいただけたら幸いです!
「ふふ…ふふふっ……♪」
その声を聞いたとき。俺は...今までにない高揚感に襲われた。
今までに味わったことのない...
「あれ...は俺か?俺はここにいるぞ?」
俺は確かにここにいる。ちゃんと体がある。ではあそこにいるのは誰だ?俺は確かにここにいるぞ?
一つ。不可解な点があった。それは俺が浮いていることだ。"あの"俺の周りにいる人は浮いていない。自分の頬をつねった。痛みが感じ取られる。夢ではない。俺以外に浮いている人は周りに一人もいない。
「ということは....俺は死んだのか..?」
ハッ、、、死因がわからないのはちと癪に障るが、ちょうどいい。あの世界は退屈だったところだ。
あんな世界に俺の居場所はなかった。ところで俺は今から地獄や天国という場所に行くのだろうか。
どこに行けばいい?そう思っていた最中、目の前に光が現れた。その光は階段を造っていく。
脳はそこを登れと命令した。命令したが、、体が動かなかった。目の前に、人が現れたからだ。
薄桃色の色の髪をもつ、、女が。
「.....お前は誰だ...?」
???「私は~!君たち人間が言うところの神様だよ!」
「神様...?あの..全知全能と言われている神か..?」
神様「そうだよ!」
驚いた。何せ俺は神など信じていなかったのだから。情報処理が追い付かない。これは夢か?いやそれは違う。先ほど夢という可能性は頭から消したはずだ。
神様「はいはい。君何か考えてるでしょ?そんなこと考えなくていいから。ここは現実。君は死んだ。これ以上は何も考えなくていい。これから私の言うことを聞けばいいだけだよ。」
「...わかった。要件は何だ。」
神様「聞き分けのいい人間は好きだよ。突然だが君には異世界に行ってもらう。天国や地獄などと言った場所に行く権利は君にはまだない。」
「異世界..?地獄や天国に行く権利がない..?地獄や天国に行くには権利が必要なのか?」
神様「そうだよ!君にはその権利がない。だから異世界に行ってもらうしかないんだ。そしてその異世界を謳歌してもらう!これが君に天国にいける権利を与える条件だ。」
「わかった。なら今すぐその異世界に行かせろ。お前とこれ以上話しても意味がなくなったからな。」
神様「ちょっと待って!君には君が望むものを与えるのが決まりなんだ。神様にもいろいろ事情があってね。なんでもいいよ。時間はたくさんある。」
「なんでもか...なら今から行くその世界の"すべて"が詰まった書物を要求する。」
神様「へーそんなものを望むんだ、君も変わってるね。だからそんな君を選んだんだけどね。まぁ無理には詮索しないよ。その世界についたら書物は君の手の中にあるからさっさと行こう!」
「.....?なにをいったんだ?俺を選んだって.....」
神様「さぁ!3!2!1!GO!」
あいつは俺の言ったことを遮りそう言った。
ゴトッ!鈍い音がした。俺はその場に落ちた。反射的に上を見上げた。もちろんそこには奴などいない。
見えたものは、、、、
???「おー!マイクテスマイクテス!大丈夫なようだね!この声には聞き覚えがあるよね?!そうだよそうだよ!君たちがさっき一緒に話した神様!ことエイン・ツェロッチェだ!君たちの周りには、見覚えのない人やある人、或いは見たことが、聞いたことがない生物がいるよね!君たちには一つのチームとして......"戦争"してもらう!君たち各々が元居た世界とは....."異なる"世界が舞台だ!その名は.....」
GIRONEA
「宇宙だ...」 「 宇 宙 だ!」
最後までご閲覧いただき誠にありがとうございます!感想を頂けたら幸いです!改善点などありましたらアドバイスお願いします!
ps.異世界転移もので宇宙と書かれていて、「異世界ではない」と思う方もいるかもしれませんが、異世界です。としかこちらからは言えません。連載するつもりなので後々なぜ宇宙という描写になっているかがご理解いただけるとおもうので、その際までお待ちください。