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第8話 薄味

今日は、ローレンス家に行く日だ。

朝起きてまず、EP管理を行使してみる。


現在のEP 1500

〈武器〉

〈防具〉


お?めちゃくちゃ溜まってる。多分エマを助けた時にだいぶ溜まったのかな?あとは、日々の積み重ねだと思う。

とりあえず武器を選択してみる。


〈武器整形〉

〈武器容量〉


多分、武器整形の方は、形の自由さや、精密さが上がるんだと思う。

問題は、武器容量だ。出せる物質の量が上がるのか?

早速祈りに行くことにしよう。


「ああ、そのことか。それは、1度に出せる物質の量じゃよ。今は、容量が少なすぎて木しか出せないが、容量が上がればその容量を多く使って、石を出すこともできるし、木をたくさん出せるようにもなる。と言ったところじゃ。」


つまり、容量が5あったとすれば、

木材のコストが100㎠あたり1だった場合、

500㎠まで木材が取り出せる。

しかし、石のコストが、100㎠あたり10だった場合は、武器として認識されるほど出すことが出来ず、今の俺みたいに、木しか出せないということになる。


整形能力を上げれば、もっと細かいことができるようになるようだ。

今の状態では、1種類の物質でできたの棒を作る程度のことしかできないが、能力を上げれば、木刀などのように、形を整えたり、

または2種類以上の物質で武器を作ることができるようになるようだ。


防具も同じような感じだ。


俺の固有スキルで作ったものは、俺が持つと重さがだいぶ軽く感じるらしい。例えば、鉄のフルアーマーを作ったとしても、重くて動きづらくなる。ということがなくなるのだ。

ふつうに強い。

本当に俺は大きな損をしていた。

とりあえず、武器の容量と整形を2:8くらいの割合で強化しておいた。木刀と石のやりくらいまでは作れるようになった。


それから、もう一度隠蔽をかけなおしてから、転移を使い、ローレンス家の屋敷のある街、ローレンスについた。ちなみに、苗字は領地の名前から取るようだ。


「テルです。お話があって来ました。アラン様に伝えてください。」


「わかりました。少々お待ちくださいね。」


しばらくしてから、お屋敷に入れてもらった。さすが伯爵家のお屋敷だ。村しか見ていなかった俺にはお城にすら見える。


「やあ、一昨日はエマを助けてくれてありがとう。お父さんの件は大変だったけど、今ここにきている姿を見て安心したよ。」


「はい。お母さんのおかげでなんとか立ち直りました。

それで、本題なんですが、僕を雇ってくれませんか?本当になんでも構いません。どこでも役に立てる自身はあります。」


「そうは言われてもね〜、子どもだから危険な仕事させられないし、毎日帰ることを考えると、させられる仕事も減るからね〜。」


「行き帰りの時間は心配しないでください。

勇者様に教えてもらった身体強化であまり時間はかかりませんので。」


「ん?身体強化ってあんまり長くは持たないんじゃないの?

まぁ、そういうことなら、料理人見習いなんてどうかな?朝は早いけど、帰るのはあまり遅くならないはずだよ。」


「ありがとうございます!いつごろからここで働かせて頂けますかね?」


「明日また来て。料理長と相談しておくよ。」


「ありがとうございます!またきますね!」


〜アランサイド〜


そうか、テル君が働かなきゃ行けないような状況になっちゃったんだな。

それにしても、テル君は料理なんかしたことあるのかな?まぁ、うちでできる仕事はあとは執事くらいしかないし、けど執事はもうすでにいるから結果的に料理人くらいしか子どもが出来るようなことはないね。

料理長にはあまり経験がないって言っとこう。


なんとか説得して、明後日から働けるようにしてもらった。


それにしても、身体強化は子どもには魔力量的にきついはず。彼は化けるな。いづれエマの護衛としても働いてもらおう。


〜テルサイド〜


ご飯を作る練習をしよう。

家に帰って、肉屋と八百屋に行って、色々買った。

さあ、今日作るのは、親子丼でごさまいます。この村に米があってよかった。俺が作れる唯一の料理だからね。


作ったはいいけど、やっぱり俺は料理のセンスはないらしい。味が薄い。醤油とかみりんとかほんだしとか見つからないし、塩が高いからって鳥の出汁だけでなんとかしようとしたのが間違いだった。

料理なんてほとんどしたことないからな〜

親子丼すらロクに疲れた記憶がないしな。


とりあえず、海を探しに行こう。この世界は、多分岩塩からしか塩を入手していない。理由は、化学がほぼ発達していないからだ。魔法があれば何も困らない。

木は燃える。そんな程度の知識さえあれば、なんとでもなる。しかも、ローレンス家なんかは、魔導コンロがあるらしい。

クーラーなんかも魔法陣を組めば作れるから、化学なんて研究しても何も変わらないのだろう。

とりあえず、塩を手に入れるため、海を探し始めた。


そんな簡単に見つかるわけがなかった。

そもそも村では川の魚しか売ってないから、近くにはないはずなのだ。


料理のことは諦めて、筋トレに励む。この世界では、あまりしている人はいないので、あまり筋トレの効率化はされていない。しかし、前世で道半ばでやめた筋トレを思い出し、やり始める。今日は、腕立て伏せを限界までして、胸筋を鍛える。


正直、もう動きたくないが、肉を食わねばならない。筋肉の素材になるものが必要だからな。

けど、あまり家計に負荷をかけたくないので、自分で魚を取ることにする。


武器創装でとりあえずもりを作り、それで取って、魚屋のおっちゃんに捌き方を教えてもらいに行った。


ひどい形だけど、食べれる状態にはさばけるようになったので、どんどん焼いて食べていく。


その後は、魔法の練習をする。

ローランドの図書館で魔道書を読んで、外に出て練習して、忘れたらまた図書館で魔道書を読む。

アクアとストーンとウィンドを使えるようになった。


もうすぐで、コック見習いとしても働くようになるから、今日できることはほとんどやった。

二度と後悔しないために、これからは頑張りたい。(願望)

スキルの説明がわかりづらければ感想などで言ってください。

内容まで薄味ですみません(^_^;)

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