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和菓子屋たぬきつね  作者: ゆきかさね
《第4期》 ‐鏡面の花、水面の月、どうか、どうか、いつまでも。‐
212/259

─予告─



『──おお、我が艶麗なる《金色の月》よ。我らを見捨てた神も、お前の輝きまでは奪えなかったのだ──』




 目まぐるしく運命交わる和菓子屋たぬきつねに、停滞する未熟な二つの恋心。

 互いに愛していながら肝心の踏み出し方を見失った二人に、見守る側もつい痺れを切らして橋渡し。

 朝まだき恋人達と、四面楚歌の哀れな《魔女》の、あべこべな悲劇の物語。



 ─和菓子屋たぬきつね 第4期─


 『鏡面の花、水面の月、どうか、どうか、いつまでも。』




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