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和菓子屋たぬきつね  作者: ゆきかさね
《第3期》 ‐勇者に捧げる咆哮‐
155/259

   『君は誰だ?』



「……母の話……ですか……?」

 それは全く予想していなかった方向からの質問で、ひづりは思わず喉が詰まった。

 渡瀬は続けた。

「それとも単刀直入に、君が何を企んでるのか、の話の方がいいかな? 時間も無いし、その方が俺は有り難いがね」

 彼は身じろぎせず、また冗談と茶化す気配も無かった。隣の夜不寝リコと、傍らの食器棚にティーカップを取りに来た《火庫》も、そのにわかに緊迫した部屋の空気に一体何事かと眼を丸くしてひづりと渡瀬を見ていた。

 しかしひづりも訳が分からなかった。てっきり、先ほど話していた通り、凍原坂の近況なんかを訊かれるのだと思っていた。何故いきなり母の話になるのだろう。それに企んでいるって、一体何のことだ。

「質問の意味が、分かりませんが……」

 ひづりが返すと、渡瀬は眉根を寄せて眼を細めた。

「君、あの官舎万里子の娘なんだろう? 今も、母の話、って言ったもんな」

「ええ、確かに私は官舎万里子の次女ですが、何をおっしゃっているのか、話が見えません」

 ひづりは負けじと渡瀬の視線を正面から受け止めたが、しかし内心一つばかり、しまったな、と思う事があった。

 それはまさにその母の事だった。渡瀬が凍原坂の古い知り合いであるなら、十四年前に知り合った官舎万里子という女の事を凍原坂から聞いていてもおかしくはない。しかし、凍原坂は先ほどひづりに『妖怪が見えていることを渡瀬には話していない』と言った。つまり《妖怪》が見えることや《悪魔》に関する話を渡瀬に打ち明けていないのなら、《火庫》が元は《妖怪》だと説明していないのなら、では官舎万里子は一体何の恩人として凍原坂春路の人生に関わった人物であると渡瀬に説明したのか、そこを詳しく凍原坂から教えてもらっておくべきだったのだ。

「渡瀬さんは、母に会ったことがあるんですか。私が母の娘だと、困ることがあるんですか」

 思い切ってひづりは逆に訊ね返すことにした。

 渡瀬はやや前かがみになっていた上体をゆっくり起こすと、そのままソファにもたれかかり、膝の上で指を組んだ。

「俺は会ったこと無いが、噂じゃあ凄腕の精神科医なんだろう? 少なくとも凍原坂は官舎万里子からそう自己紹介されたと言っていたぜ。十四年前、凍原坂は雪乃ちゃんとそのご両親が事故で亡くなって、ひどく気を病んでいた。そんな時、精神科医として海外で活躍していたOGの官舎万里子がたまたま大学に戻って来ていて、そこで凍原坂の奴はすっかり世話になって、持ち直したんだと」

 ……なるほど、そういう風に説明していたのか。ひづりは納得した。母は全く人の心に寄り添えるような女ではなかったが、しかし凍原坂の周りで起こった《火車》の一件や《悪魔召喚》などの出来事を纏め、それを《魔術》に関わりの無い人に適切に説明しようとすれば、そういう形にしておくのが一番なのかもしれなかった。

「当時俺は台湾へ長期の仕事に出ていてね。しばらく日本には戻っていなかったし、雪乃ちゃんが亡くなったって話も、だいぶ後になって知ったんだ。凍原坂はずいぶん君のお母さんに感謝している風だったが……しかしねえ、どうもおかしいんだよなあ」

 渡瀬はわざとらしく声を大きくした。

「日本に戻って凍原坂から話を聞いたあと、気になって調べたんだよ。官舎万里子って学生は確かに俺らの先輩に居たらしい。でも彼女、別に心理学の専攻でも何でもなかったんだ。名前で調べても、イギリスにそんな名前の精神科医は見つからなかった。そもそも、そんなタイミング良く偶然大学のOGの精神科医に出会うなんて、出来すぎちゃいないか? 浅ましい詐欺や犯罪の手引きなんて、大学じゃ珍しくも無い。俺が日本に帰った時には全部終わったあとだったそうが、そりゃあもう凍原坂には訊いたぜ。無地の紙にサインと印鑑押させられなかったか、とか、通帳から金が消えていなかったか、とかね。あいつ抜けてるからな。だからはっきり言うが、俺はその突然現れて凍原坂のメンタルケアをして連絡先も教えずに国外に消えた官舎万里子って女の事を今でも怪しんでいるし、そしてその娘として凍原坂に近づいてきた官舎ひづりちゃん、君のことも疑っているってわけだ。凍原坂に席を外させたのは、あいつに弁当をパシらせたかっただけが理由じゃないって、そろそろ分かってくれたかい。それに、そっちのリコちゃんだ。初対面だがね、雪乃ちゃんの妹のリコちゃん、君、本当はひづりちゃんとは仲良くないんだろ? 嘘つかなくていいぜ。進路に悩むクラスメイトのために大学講師の義兄を紹介するって顔には、とても見えない。じゃあ何でそんな仲良くもないクラスメイトを凍原坂に会わせる必要があるのか? 官舎ひづりに何か脅されてる……とかじゃないのか? そこもやっぱり気になっちゃうだろ、雪乃ちゃんの先輩だった俺としてはさ。だから訊きたいんだよ、官舎ひづりちゃん。君は一体何をするつもりで、凍原坂に近づいたんだ? 返答によっては、今日の予定を変えてこの部屋を出て行くのは、君になるんだがね」

 早口にまくし立てた渡瀬は、しかし空になったグラスにワインを注ぐ気配は無かった。

 出会い頭から何とも変な男だなと思っていたが、しかし向こうは向こうでこちらを怪しんでいた、という事らしかった。先ほど廊下で名乗った際に生じた妙な間も、どうやらこういった理由からだったようだ。

 確かに渡瀬の言い分は分かる。凍原坂が渡瀬に吐いた嘘は、あまり質の良いものではなかった。何せ官舎万里子が凍原坂春路、渡瀬奉文、西檀越雪乃と同じ大学の学生だった経歴がある以上、調べ上げられてしまえばすぐに彼女が精神医学に携わっていない事実は浮き彫りになってしまう。それでは官舎姓を名乗るなり怪しまれても仕方が無い。

 だが、渡瀬が日本に戻って来た時には《火車》に纏わる問題は大よそ解決し、不自然に思える部分も全て《認識阻害魔術》によって大体滑らかに均した後だったのだから、官舎万里子の職歴が偽りである事などは、実際のところ些事には違いなかった。現に凍原坂と《フラウ》と《火庫》が親子であるという《認識》は、彼らの周囲では十四年経った今日に至っても全く崩されていないのだから。

 しかし、どうやらこの渡瀬奉文という男はかなり疑り深く、またとても友達想いな人間らしい。こんな風に凍原坂を追い出したうえで正面切ってひづりを問い詰めようとする程に。

 だからひづりは困った。《魔術》や《悪魔》の話を一切抜きに、官舎の人間である自分と凍原坂の間柄を良い言葉で説明する方法が、どうにもまるで思いつかなかった。実際凍原坂と官舎ひづりの出会いは、彼から金をせびろうとしていた吉備ちよこの行動に始まっている。どこに出しても恥ずかしい悪党の姉を持つと、こういう時本当に困るのだ。

「……渡瀬さん。わっちは万里子さんの事はほとんど憶えていませんが……少なくとも、ひづりさんは悪い方ではありませんよ」

 黙り込んでしまったひづりを見兼ねたのか、《火庫》はいれてきた紅茶をテーブルに並べるなりひづりと夜不寝リコの間にそっと座りこんで静かに言った。

「今、わっちもリコさんも、ひづりさんのお姉さんが経営されている和菓子屋で、ひづりさんと一緒に働かせてもらっています。渡瀬さんにはお話し出来ない事情は、確かにいくつかありますが……けれどひづりさんがわっちたちにとても良くして下さっているのは、本当なんですよ」

 渡瀬はちらりと《火庫》を見たが、再びひづりに戻したその眼差しの色が変わった様子は無かった。夜不寝リコは眉根を寄せて面白くなさそうな顔をしていた。

「《火庫》さん、ありがとうございます。でも大丈夫です。自分で、ちゃんと言えますから」

 自分のために《火庫》が助け舟を出してくれたのはとても嬉しかったし、当然有難くもあったが、けれどこれはやはり官舎ひづりが答えなくてはならない話だと思い、ひづりは《火庫》の華奢な二の腕にそっと手を触れた。

 ひづりは改めて姿勢を正し、渡瀬に向き直った。渡瀬は冷たい眼でひづりを見ていた。

 彼はどうやら凍原坂の大事な友人らしい。ひづりがアサカやハナを失いたくないように、凍原坂も渡瀬に《妖怪》に関する事で心配を掛けたくないし、渡瀬もまた凍原坂に近づく怪しい人間を排除したいと思っているのだろう。

 なら、答えられない部分がいくつかあるにせよ、それでも正直に本音で応えるしか、こちらには出せる手は無いのではないか。

 ひづりは一つ大きく息を吸うと覚悟を決めて言った。

「私は、《フラウ》さんと《火庫》さんが好きです」

「…………うん?」

 渡瀬は眉根を寄せ、微かに顔を突き出した。右隣に座っていた《火庫》と夜不寝リコはひづりを振り返って首を傾げた。

 ひづりは続けた。

「初めて会った時から、とても可愛いと思っていました。《フラウ》さんは大体いつも静かに寝ているか、起きて騒いでいるかの二択なので、振り回される事も多いんですが、でもそんなところがまた愛らしいと言うか、何でも許してしまいそうになります」

 左隣の一人用ソファで今も眠りこけている《フラウ》に視線を落とし、ひづりは普段思っている事の一部を言葉にしてつらつらと口から漏らした。

「一方の《火庫》さんは、お姉さんっぽくて、しっかりしてて、でも凍原坂さんの前だともうお父さん大好きって感じで。近寄り難い尊さがあると思います。……そんなお二人が今、私の働く和菓子屋で、一緒に働いてくれているんです」

 眼を伏せ、ひづりは胸の下辺りで両手をぎゅっと握り締めた。

「こんな幸せが他にあるでしょうか。死んだ母が凍原坂さんに何をするつもりだったのか、今となっては確かめようもありませんが、正直私にとってはどうでもいい事です。私は《フラウ》さんと《火庫》さんに、これからもうちの店で働いてもらいたいと思っています。それだけです。それと今日凍原坂さんと大学で会う話になっていたのは、私が大学の見学をさせてもらいたいと我侭を言ったからです。これもやはり、母とは関係ない理由だと思います」

 言い終わると、数秒、痛いくらいの静寂が事務室に漂った。

「きも……」

 夜不寝リコがぼそりと言った。ひづりは聞かないふりをした。ただ、《火庫》の顔は見られなかった。気持ち悪がられていたら、一生立ち直れそうになかった。

「……ふふふ」

 すると渡瀬はぼすんと頭をソファの背もたれに乗せて天井を見上げた。

「何て言うだろうと思っていたら、なんだ、火庫ちゃんとフラウちゃんが可愛い、と来るか。だから自分は母親とは関係ない、と……。ふふふふふ……」

 彼はしばらく堪えるように笑っていたが、やがて大きな溜め息を一つ吐くと、体を起こしてひづりを睨んだ。

「ふざけてるのか。そんな言い分で誤魔化せるとでも思ってるのか? 納得させられると思ったのか? 見た目よりずいぶん子供なんだな」

 部屋中にまた緊張が走ったようだった。しかしひづりは背筋を伸ばしたまますぐに返した。

「いいえ、誤魔化す必要自体、無いと思っています。そもそも、あなたが私の事を疑わしいと思うから、何だって言うんですか? 私と凍原坂さんたちとの交流を、これから毎日妨害するとでも言うんですか? 毎日、凍原坂さんを見張りますか? 私の姉の店で働く《火庫》さんと夜不寝さんはどうするんですか? 辞めさせる権限があなたにあるんですか? 子供はどちらですか」

 じっと渡瀬を睨み返すその視界の端の方で、夜不寝リコが居心地悪そうに緊張した様子でいるのが見えたが、ひづりは引き続き無視した。

「私には先輩従業員として、可愛い《火庫》さんたちのためにやるべきことがあります。凍原坂家の人たちと関わり続ける理由と、必要と、責任があります。ですから私は、《火庫》さんたちを、少なくともあなたの言い分を理由に手放す気はありません」

 そこでひづりは一旦口を閉じた。だいぶ喧嘩腰になってしまったが、それでも言うべき事は全て言えたはずだった。

 そうなのだ。いくら旧友と言っても、渡瀬には凍原坂の交友関係を管理する権限など、当然あるはずがない。それは《火庫》や夜不寝リコが《和菓子屋たぬきつね》で働くことにしても同じだ。渡瀬奉文は凍原坂春路と西檀越雪乃の旧友かもしれないが、しかし言ってみれば、ただそれだけの男のはずなのだ。

 どう思われようが、自分は《滋養付与型治癒魔術》で凍原坂さんの体を治し、《火庫》ちゃんに恩を売り、凍原坂家を味方につけ、そうして姉から彼女たちを守らねばならない。ひづりは引くつもりなど、最初から一ミリも無かった。

 渡瀬は口を一文字に結んで黙り込んでいたが、十秒ほどもそうしているとついに深いため息を吐いて、瞼を下ろし、くにゃんと眉を八の字に曲げ、それから大口を開けて天を仰ぐようにまたソファにずしりと沈み込んだ。

「はぁ~……。わかった、降参だ。参ったなぁ。脅かせば何かボロでも出してくれるかと思ったんだが、そうか、駄目かぁ」

 塞ぐように両手で顔を覆ってなんとも情けない声を出し、そしてふらふらと片手を振った。

「いいよ、良い良い。今日おとなしく帰るのは、引き続き俺って事で良いよ。俺ね、人の顔を見れば大体何考えてるか分かるんだよ。特に悪い事考えてる奴の顔はね。だから最初から、ひづりちゃん、君が凍原坂に対して悪意がこれっぽっちもないのは、実は分かっていたんだ。けど君の母親については、会った事が無かったからね、確認の意味も兼ねて、今回はちょっと鎌をかけさせてもらったんだ。ごめんね。……っていうか、そもそもさ、俺がどんなに言ったって……さっきも見てただろ、俺が本気で組み伏せようとしたって、凍原坂には勝てないんだ。数年ぶりであいつも老けて衰えてるんじゃないかって期待したのに、あれで体調崩してるとか言われたら、今回も俺が折れるしかないじゃないか」

 本気なのか冗談なのか分からないが、彼はそんな風にぼやいた。それからちゃんと体を起こして膝の上で手を組むと、正面の《火庫》を見て急に穏やかな顔をした。

「それにさっき火庫ちゃんが君の弁護をしただろ。俺、驚いちゃったんだよな。火庫ちゃん、凍原坂以外の人間のために、そんな顔出来るようになったんだな、ってさ。きっと娘だからなんだろうな。妹のリコちゃん以上に、やっぱりあの雪乃ちゃんを思い出したよ」

 彼の物言いに、ひづりも隣の《火庫》を見た。彼女は不思議そうに首をかしげて、右隣に座る夜不寝リコと見つめ合っていた。二人とも、本当は血も繋がっていないのにそんな風に思われることもあるのか、なんて考えているのかもしれなかった。

「だからまぁ、凍原坂第一の火庫ちゃんがそうまで言うんなら、今日のところは俺も、火庫ちゃんと同じくらいには、ひづりちゃんを信じることにするよ」

 そう締めくくると渡瀬はもう我慢の限界だという風にワインを引っ掴んでこぽこぽグラスに注いでそのまま一気にぐいと呷った。ありがとうございます、とひづりは頭を下げた。

「それとそうだ、ごめんね、お母さん、亡くなっていたのか。それは知らなかったんだ。最近なのかい? 悪い事をしたね」

 ふと思い出した様に渡瀬は申し訳なさそうな顔になってひづりに謝った。こういう事に関してはちゃんとしているのか、とひづりはちょっと意外に思った。

「いえ、確かに母が亡くなったのは最近ですが、そんな風には思って下さらなくて大丈夫ですよ」

「そうかい……? ……しかし、驚いたついでに白状してしまうが、君、本当にしっかりしているね。普通俺みたいな大人の男に詰め寄られたら、大抵若い子はみんな萎縮しちまうもんだぜ。それをあんな風に、あんまりに堂々と返されるから、俺の方がびびっちまったよ。胆の据わり方が学生のそれじゃないよな。体つきもしっかりしているし、ガチの武術とかやってる感じなのかな?」

 体の輪郭を見られていると分かり、ひづりは思わずちょっと肩を竦めた。

「……しっかりしているかどうかは分かりませんが、伯母に教わって、柔道を少し──」

「分かります、眼力すごいですよね。ちらっと聞いた話ですけど、官舎さんのお婆さん、ヤクザとずぶずぶだったらしいですよ」

 するとさっきまで墓石の様に黙りこくっていた夜不寝リコが急にしれっと言った。

 ひづりは《火庫》の白い頭越しに夜不寝リコの横顔を睨みつけた。なんでそういう言わなくて良い情報だけ言うのかな、こいつ。

 渡瀬はのけぞってソファにしがみつくようにした。

「うえっ!? そうなの!? マジ!?」

「いや、いや。至って普通の一般人ですよ。母方の祖母の代でもう関係はすっぱり切れてるらしいですし、私自身そっちの祖母とは会ったこともありませんし、その話もつい最近、人から聞いて知ったばかりですし」

 なだめるようにゆっくりと説明したが、しかし渡瀬はもうすっかり爆発物でも扱うような眼でひづりを見るようになってしまった。

 改めてじろりと夜不寝リコを睨んだが、彼女は《火庫》が運んで来てくれた紅茶を美味しそうに飲んでいるだけだった。





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