43灯 うぃぃいいいいっす!
<TOKISDEO・RADIO>
「どうも、私TSO宣伝部のゾン・クラヴィラです。
今回も前回のおさらいあらすじしていきましょう。」
A1:語られた灯術の実態!
A2:クソ雑魚底辺作家50日連続投稿期間中
俺らはブラックの豪邸【クログロ邸】に帰宅した。
玄関で帰宅した俺らを迎えてくれたのはミルノとブラックと……シャム兄!?
「うぃいいいっす! どうもシャムでーす! 今日は体験入学一日目当日ですけど、私の所に誰一人……来ませんでした。
一体、何がダメだったんでしょうかね~。」
「シャム兄、何でここに?」
「皆、学校の気分に受かれて冒険家職業であることを忘れてないか気になったんDA☆」
と、来た理由を完結に伝えてチョキポーズをとる。
シャム兄の黒いサングラスから反射して現れる逆光が眩しすぎてこのポーズがやけにかっこよく見える。
ブラックはそんな彼を後ろからどかして口を開く。
「さ、皆さん。学校は疲れたでしょう?
というわけで夕食が完成するまでレッツ風呂たーいむ!」
「と、言いたいところですが1つ注意がありまーす! 昨日は混浴になったそうじゃないですか?」
「「「――ギクッ!」」」
やべぇ、いつバレた!
「その反応は……やはり図星ですか。
あぁああ! 私もヤクちゃんと一緒に混浴したかったなぁああ!」
あらあら、ブラックはお怒りのようだ。
「混浴からコイニハッテンシテ……素敵な事やないですか。」
あれれ~? シャム兄まで変な事言いはじめたよ。
「私は今日、ヤクお姉様とお風呂で……うふふ♡」
ミルノは自分の妄想の世界へと入っていく。
こんなカオスな状態を制したのはブラックだった。
「静粛に! 混浴事件が今後起きないように私はルールを決めます!
男女の風呂時間を分けること。
ちなみに入浴時間は30分以内にすること。
この二つのルールをしっかりと守っていただきたいわ。」
こればかりはブラックに文句は言えない。
居候の分際が口答えすればどうなるかなんて馬鹿な俺でもわかる。
そして、ブラックは小指と腕をピンと伸ばす。
「さぁ、この指にあなた達の小指を巻きなさい。」
おっと、これはあの恒例の約束行事か。
まさかこの世界にもあるとは思わなかったぜ。
俺らはブラックの言われるがままに小指をブラックと合わせる。
「指切りげんまんルールを破ったら罰金くーだす♪ 指切った!」
ブラックが現金なやつだなと思いながら俺らはブラックの約束を物理的に承諾するのであった。
風呂の時間はミルノがいちいち派手なスキンシップの実践を試みたがカエデに守られて、なんとか平和な入浴時間となった。
***
サンライト、会長、ブラックの入浴時間も終了を迎え。
完成された夕食に集いて、体験入学一日目は幕を閉じるのであった。
<TOKISUDEO・RADIO>
「どうも、私TSO宣伝部のゾン・クラヴィラです。」
「同じく、浅田朝夫です。
ゾンさん、今回もお便り読んでいきましょう。」
Q:40灯突破おめでとうございます。
たかしクランベリーさんの知名度はどれ程上がったのでしょうか?
「……ぷるるるる…かちゃっ。」
「もしもし、私TSO宣伝部のゾンです。
な○う小説の主人公がlv99的な作品を書いてる作家さんの作者名をご存知ですか?」
「○A先sーー」
「ーーァアア腹へったなぁ! たかしクランベリーってクランベリーだよな!? 食材だよな!?
料理出来るんだよなぁ!!」
「ゾンさんんんんんん! 落ち着いて下さい。
分かりました、今回の調査はこれにて引き上げましょう! だから受話器をフライパンで炒めるの止めて下さい!」
Q:前回は岸守家の親父さんの名前を紹介させて頂きありがとうございます。
矢九と矢夢の名前関係的に僕の考察通りでした。
やはり、親父には<三>が付くのですね。
あと前回の回答のおかげで僕は作者さんの隠れたメッセージを見破れました。
岸守家の母の名前も分かりました。
親父、姉、主人公にはそれぞれ共通点が有ります。
三人共<矢>が名前に含まれています。
ここでまず出てくるメッセージは<三本の矢>です。
次に母の名前は現次点で登場している岸守家の各名前に秘められた数字を足すと。
3+6+9=18。これを書き換えると18=9×2。
よって、母の名前は双九。
そして、もう一つ気になる事が1月8日は平成の元号がスタートした日です。
つまり、今後主人公は鍵界で時代を変えるほどの偉業を成すのではないのでしょうか?
「「……。(ダメだ……こんだけ考察させておいて偶然だなんて言えない)」」
「せ、正解です!」
「ゾンさん。このお方、中々やりますねぇ!」
「「……あははは。」」
「「今回も我々の茶番に付き合って下さりありがとうございました!!」」




