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キタマジ!?~帰宅部LV99が異世界から帰宅するってマジ!?~  作者: たかしクランベリー/TOKISDEO公式
一章~メスカル帝国編~
38/168

22灯 宣戦布告

<TOKISDEO・RADIO>


「どうも、私はTSO宣伝部のゾン・クラヴィラです。

 前回のあらすじをおさらいします。」


Aあらすじ1:デンキとの戦いにて死を決意した会長を救ったシナムリアギャングボス、通称<かしらのリュウ>の正体は会長の母だった!


 

 「俺の『娘』に手を出して言いのかって聞いてンだろ!」

 

 黒いローブ服の男は憤怒の表情を爆発させて第2階層番人の男――デンキに怒り問う。

 

 するとデンキはバク宙からお馴染みの最上位謝罪ポーズを繰り広げる。

 この技、どっかで見覚えがあるで候。

 

 放課後の文化祭準備をサボる言い訳から逃れられなくなったヤクが帰宅したい時に使ってた……。

 

 そう、【バク宙土下座】で候!

 

 だが、ヤク程に精錬されてる訳ではなく、土下座のフォームにはやや乱れが見えるで候。

 

 まぁ、ヤクが自称帰宅部Lv99と言うだけはあるで候。

 

 「まぁ、俺も言い過ぎたかもしれないな……許そう。

  ってなるかボゲェエエエ!」

 

 母上は脚に青き炎を纏い土下座する

 頭に鉄槌を下す。

 地面にめり込んだ頭は簡単には外れそうにない。

 

 「これでもまだ娘の痛みに比べたら軽いんだぞ?」


 「あっ……感謝するで候、母上!」

 

 「娘を守るのは母親の務め。気にしないで。」

 

 母上はそう言い残して第一階層の暗闇に紛れるように姿を消した。

 

 それと入れ替わりで二人の足音が迫る。

 一つは重めの足音。

 二つめは女子小学生が走るような軽い音。

 

 「大丈夫か?」

 

 ドクロ仮面越しで心配そうに拙者の事を訪ねてきたのは我がパーティが誇る超火力サムライ、サンライトで候。

 

 「この通り、ボロボロで候。」

 

 苦笑気味に拙者は言ってみる。

 

「おい、よく見せてくれ。」

 

カエデは緑の石を拙者の深い傷に添える。

石は黄緑色の小規模オーロラを形成して傷を癒す。

 

 「よし、これで一安心だ。」

 

 「何が一安心だよカエデ、会長にも伝えてやれ。

  今はもっと深刻な事態になってることをよ。」

 

 サンライトの言葉に緊張が広がる。

 カエデも心なしか先程のホッとした表情とうってかわって重い表情になる。

 

 「そうだな、会長聞いてくれ。」

 

 ***

 

 「ぇえええええ!」

 

 「すまねぇ、会長。」

 

 「僕からも謝るよ。」

 

 「いいや、二人が悪い訳じゃないで候。こうなったら取り戻しましょう。」

 

 ヤク誘拐事件は驚いたが動かなかったら何も始まらないで候。

 

 「でも、手がかりなんかねぇぞ?」

 

 「いや、さっきわざとか分からんが落ちてたぞ。ブラックの今の居場所。」

 

 カエデは懐からパッとくるまれた紙を開く。

 

 そこには、きゃぴきゃぴとした丸文字で挑戦的な宣戦布告が書かれていた。

 

 『金髪美少女ちゃんのお仲間へ♡   

  今日から金髪碧眼超絶美少女ちゃんとメスカル帝国でデートするんDA☆』

 

 「あんの野郎ぉおおお!」

 

 サンライトは怒りの叫びと共にブラックの残した紙を粉々に破り去るのであった。

<TOKISDEOトキスデオRADIOラジオ>


「どうも、私はTSO宣伝部のゾン・クラヴィラです。」


「同じくTSO宣伝部の浅田朝夫です。

 ゾンさん、来ましたよお便り。」


「では、読んでいきましょう。」


Q:キタマジ(帰宅部lv99が異世界から帰宅するってマジ?)の知名度を教えて下さい。

作者の知名度でも構いません。


「知らんな!」


「まぁ、ゾンさん落ち着いて。

 だったら我々で勝手に調べましょうよ。」


「……ぷるるるる…カチャッ」


「ゾンさん、電話繋がりましたよ。」


「もしもし、私、TOKISUDEOを運営しておりますゾン・クラヴィラです。

 急な質問申し訳ありませんがLv99的な小説投稿してる方知ってますか?」


『あーあー、知ってます。あれですよね。』


「そうそう、あれあれ。」


『○げ物先生ですか?』


「あー、カラスだ(棒)」


「ゾンさん、諦めないで下さい。

 まだ質問の余地はあります、レッツリベンジです!」


「すいません、まだ聞いて良いですか?」


「……(ナイスガッツです! ゾンさん!)」


『良いですよ。』


「その作品、主人公がLv99なアレで、しかも女体化するんですよ!」


『あー、分かりました分かりました。

 あれですよね、あれあれ。』


「そうです! あれですよ!」


『T○MーT○M先生ですよね?』


「……ピキピキ…」


「まだチャンスはありますよゾンさん!」


「ほら、あれですよ。主人公が帰りたい的なアレ!」


『東○号先生でsーー』


「ーーカチャッ」


「……なぁ、浅田?」


「何です?」


「これから毎日たかしクランベリー焼こうZE☆

 作者アイツは我々が地獄ふるさとに送り還すべきDA☆」


「落ち着いて下さい。

 いくら明日、たかしクランベリーさんが運営から消されるとしてもそれはアウトですよ!」


「何がアウトだよ! 作者コイツの後書きその物がアウトじゃねぇか! 伏せ字が全くもって仕事してねぇじゃんかァアア! 作者アイツ何がしたいの? 下克上げこくじょうか!?

 何とか言えよ浅田ァアア!」


「まぁ、そんなカッカしないで下さいよ。」


「「今回も我々の茶番に付き合って下さりありがとうございました。」」

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