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キタマジ!?~帰宅部LV99が異世界から帰宅するってマジ!?~  作者: たかしクランベリー/TOKISDEO公式
二章〜アンデット東部国編〜
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148灯 Aブロック


<TOKISDEO •RADIO>


「どうも、獰猛だからベイベイベーイ!

どうも私、TSO宣伝部のゾン・クラヴィアです。今回も前回のおさらいあらすじとお知らせしていきましょう。」


Aあらすじ1:妖怪祭本戦が火蓋を切った!


Oおしらせ1:黒鯖リリース間近記念連日投稿祭


O2:『TSO総集編+α』にて

各部の事前予告絶賛(?)公開中!



グローブンとリガマカーネは

互いの位置についた。


『位置について、よーいっ……どんっ!』


競争じゃないんだが、気にしたら負けか。


「ーー《皐月さつきみだき》」


ーーしゅるるっ、スパァン!


『ぉおおおっと、咄嗟に取り出した槍で

迫り来る複数の皐月を斬り倒した!

お相手も予想を上回り中々の実力です!』


「甘い、甘い甘い甘い。こんなので

狩れると思ってんのか?」


「いいや、俺もそうは思っちゃいねぇ。

ーー《師走しわす》!」


『ーー消え……ぉおおお!

なんとグローブン選手一瞬で間合いを詰めた!』


「……なるほど、瞬間移動に近い高速移動。」


「ーー《睦月むつき豪咲ごうざき》!」


発勁はリガマカーネの腹を捉えた。


「……ぐっ。」


ーーぴゅゅうん! どがぁあん!


『目にも止まらぬ速さでリガマカーネ選手

壁に吹き飛びました!

さぁ立ち上がれるのかぁ!?』


壁からでる煙内から彼は出没した。


「へぇ、これが幹部最強か。

結構やるじゃねぇか。この衝動は久しぶりだ。

ネカマ狩りを続けてて忘れていた久しい感覚。」


「何言ってんだお前?」


「闘争心を起こしてくれてありがとう。」


「そりゃどーもっ。」


「じゃ、初手のお返しどうぞ!」


「ーー《弥生やよい》!」


ーーキインッ!


リガマカーネの槍は腹目掛け一撃を入れるが

硬質化した腹に弾き返された。


「一筋縄じゃあいかないようだな。

飛ぶ斬撃に超高速移動、強力な発勁はっけいに硬化。

和月術っつーのは何でもありの戦闘術か。」


「如何にも! しかし驚いたぞ。

アイツの他にも俺の弥生を貫通する化け物が

いるなんてなぁ!」


「俺の槍使いでその余裕が消えるくらい

もっと驚かせてやるゼェ!

ーー《槍千連突ピルレイピア》!」


「ーー《如月きさらぎ》!」


『槍が何本もあるように見える!

これがリガマカーネ選手の奥の手か!

だがそれも虚しく如月の前では無力だぁ!』


「何故だ、何故当たらないッ!?」


「分かるんだよ。お前が何処を狙って

突きをしてるのが……諦めろこれが如月だ。」


「……と思っていたのかッ!」


ーータンっ!


『リガマカーネ選手、槍を使い宙に飛んだぁ!

一体何を仕掛けると言うのでしょう!?』


「くだらない真似だ。

ーー《誘天いざなみ》!」


『対するグローブン、誘天で空を蹴り攻める!』


「グローブンと言ったか?

お前の面倒な回避はよぉ〜、空中だと

結構制限されるんじゃあないか!?

それに何よりーー空中は俺の得意ステージ!

喰らえ! 《落突槍フォールランス》!」


「ーー《睦月・天之咲あまのざき》!」


『両者、空中にて大技の衝突ゥウ!』


ーースタッ!


『両者、地に着くぅうん!

立ったまま互いに中々身動きを取れません!

なんともいえない空気が立ち込めます!

これは同点かァァあ!?』


「「………。」」


「「………………。」」


ーーバタンっ。


『なんとぉおおお!?

先に倒れたのはまさかのグローブン選手!

そして握り拳の片手を天にかざしたるは

新参のリガマカーネ選手だぁぁあん!』


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