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キタマジ!?~帰宅部LV99が異世界から帰宅するってマジ!?~  作者: たかしクランベリー/TOKISDEO公式
一章~メスカル帝国編~
124/168

108灯 SNGK選手


<TOKISDEO •RADIO >


「どうも、私、TSO宣伝部のゾン・クラヴィラです。今回も前回のおさらいあらすじしていきましょう。」


あらすじ1:クランコロン学園祭二日目の

大イベント、クラス対抗サッカー大会開幕!


A2:100PT突破&1th記念連日投稿祭、開始!

黒き稲妻を帯びて、空に雷鳴を轟かす

サッカーボールは無情にもゴールへ

猛進する。


『さぁぁあ、SNGK選手。

この強力なシュートをどうキャッチするの

でしょうか!? 胸が踊りぃぃまぁあす!』


キーパーの手は、赤く明滅して煌めく。

成る程、あちらもキャッチ技を使うのか。


「ーー《ヴォルアプトドリブル》!!」


高熱を纏うグローブはシュートの力を

蒸発させ。ドリブルによって威力が地に流され。

あっという間に、キーパーの手に

ボールがおさまる。


『おおーっとぉお! SNGK選手、

1Aチームの主力技を軽々と防いだぁ!』


SNGKこと、ジングク選手は。

笑っていた。


「はっはっはぁ! 実にいいシュート技だ!

だが、何かが足りない。

この俺という壁を突破する何かがなぁ!

さぁ、皆ァ! 俺らの実力を見せてやろうぜ!」


ゴールからボールが宙に舞い。

チームメイトが見事に受け止める。

受け止めた彼は、大声を張り上げる。


「皆ぁ! 決めるぞ、俺らの必殺タクティクス!」


「「「オォオ!!!」」」


地面に、謎の波紋が広がる。


「「「ーー《クドゥスランダ・パスルーム》」」」


『おおーっとぉお! ここで3Cの必殺タクティクスだぁあ! パスが一瞬でゴール前の選手に繋がってるぁあ!』


『からのー! この構えはぁ!!

3Cの主力シュート技ァイ!』


「ーー《ヴァーテンベアー》!!」


地面から立ち登る火柱は、熊を形作る。

猛き熊の表情と、鉤爪による斬撃と共に。

ボールは燃え滾る焰を描きながらゴールへ

迫る。


「任せろで候、皆の衆。」


会長は、俺たちを心配させない為か。

あっけらかんとした笑いで告げる。

そして、その顔は自信に満ちていた。


良かった。会長がゴールキーパーで。

今、再度。俺は心の中で安堵した。


会長は、親指と人差し指で輪を作り。

そこから息を吹き込む。

輪内にある液が風船のように膨らみ、

巨大なシャボンの手を作り出す。


「ーー《シャボン・ザ・ハンド》!」


巨大なシャボンの手は、

ボールの炎を消火し、独自の柔軟性で

威力そのものを呑み込んで。

シャボンのように割れる。


会長の手には、見事にボールがおさまっていた!


「「「ぉおおお!!」」」


「ヤク。決めちゃえで候!」


「おう!」


会長はボールをゴール付近の俺へ投げる。

その、繋げたボール。俺は無駄にしないぜ!


「うぅおおおお

ーー《九つの矢》!」


『すごいぞ! 何トォ! ボールにまとわりつく

ように矢が九つ付いてるぅー卍!

相手のゴールにボールをシュュユウッ!

超☆エキサイティング!」


「《ヴォルアプトドーー」


『ーーゴォオオオオオオル!

超☆エキサイティング!」


「まだだ、まだやれる!」


キャッチに失敗したゴールキーパー。

ジングク選手は、目を煌めかせて

ワクワクとした笑いを取って立ち上がる。が。


ーーピーーーッ!!!


前半終了のベルが指揮の高まりつつある

相手チームのプレイを中断させる。


『おーっとぉ! ここで悔しいっ!

前半終了でございます。レッツ休憩タイム!」




<TOKISDEO •RADIO >


「どうも、本日2回目登場のゾンです。」


「どうも、私、TSO宣伝部の浅田朝夫です。

いやぁー、一年もあっという間でしたね。」


「ええ。」


「ゾンさん。今回は一周年を記念して今回!

二つの大きな企画を行います!」


「ほう。ではその企画は!」


「いいノリでゾンさん。その調子です!

今回の二大企画。

ネットのおもちゃ漢字一文字で表せる説!

作者の知名度調査の二点でございます!」


「へぇ、面白そうじゃないですか!」


「じゃあ、始めていきましょう!」


◎ネットのおもちゃ漢字一文字で表せる説

●首

●零

●唐

※全部分かる人は重症です。


「第一企画はここくらいにして、

第二に移りますか。」


「どうぞ。」


「ーーぷるるるるるる……かちゃっ」


「もしもし。私、TSO宣伝部のゾン・クラヴィラ

というものです。お時間頂けないでしょうか。」


『良いですよ。架空請求会社ですか?』


「いえいえ、我々は善良な大手ゲーム会社ですよ。」


『でしたら社名を教えて下さい。』


「……(何でこんな警戒してるんだ?)

TOKISDEO です。」


『本当ですか!? おいおい、こんな機会

滅多にないぞ!』


「お喜びの所申し訳ありませんが、

質問して宜しいですか?」


『はい! どんどん下さい!』


「最近小説家になろうのlv99ジャンルで

絶賛連載中のアノ作品、ご存知ですか?」


『あーはいはい知ってます知ってます。

あのー、異世界から異世界へ行くみたいな

物語でしょう!』


「……(うーん、確かに物語の本質と

しては間違っちゃいないけど、妙な

違和感を感じるなぁ。)」


「では、その作品の作者名を教えて下さい!」


『き○○そ○先生!』


「ーーカチャッ!!

……ほぁぉああちゃぁああっ!!」


「何受話器に空手チョップ

入れてんですかァァア! 壊れますって!?」


「大丈夫だ。問題ない。」


「問題しかないですよ! ほら受話器から

煙出てきてるじゃないですかァァ!」


「これはアレだ。私の情熱が蒸気と化す

煙放出拳けむりほうしゅつけんという技だ。」


「もう何言ってもダメそうですね。

あ、因みに原作ストックでは二章に

突入しているそうです。

現在は131灯までストックしております。」


「「ーー今回も我々の茶番に付き合って下さり

ありがとうございました!!」」


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