広げた風呂敷はたたまない
体調がリミットブレイク
「なかなかおいひいね」
「お菓子もおいしいわ」
「食べながら喋るな」
やっぱり選んだメンバーに問題は無かった。突っ込みの鹿乃さん、ボケの風晴殿、バランスの千歳さん……完璧な組み合わせです!
「そんなことはない」
いやすごいですよ、全員初対面のはずなのに馴染みすぎですよ。
「そういやそうだな……いや、チートさんとは会ったことあったな」
「そう?私は知らないんだけど?」
「え?」
それは他の世界の人です。その千歳さんと鹿乃さんが知ってる千歳さんは別人です。
「よくわからねぇ」
「まぁこまかいことはいいじゃない」
「そういうものか?」
「ごちそうさま」
風晴殿食事終わったようですね
「ありすには負けるけどなかなかの味だったよ」
光栄です。ちなみにそれは……まぁなんでもいいですよね。
「気になる!すごく気になる!」
「そう?僕は美味しかったから別になんでもいいけど……」
食事も終えたようですしどんどんトークしましょう。
「私はもっとお菓子食べるわ」
太りますよ?
「ぎくっ!」
「糖尿病になりますよ?」
「リアルな病気!?」
とりあえずお菓子しまってトークしましょう
「あぁ!私のお菓子!」
「正直話すこと無いんだが」
「家でゲームしたい」
……やっぱ人選間違ったかな?とりあえず盛り上がりましょうよ!話題は……ゆ、夢のある話!どうぞ!
「話題思いついてないんだな」
「夢のある話……デ○ズニーラ○ド楽しかったなぁ」
「お菓子の家には夢があるわ」
「千歳さんやっぱ見た目どおりなんですね」
ふむふむ……ってあれ?時間がものすごい進んでる!?やばっ!みんなはやく元の世界に戻って!
「急になんだ!?」
「ふふっ」
「なによいきなり」
いいから戻れ!
――コネクト――
ふぅ……間に合った。
頭痛が痛い