試練
TAあるのにこれのネタばっか考えてる場合じゃねぇ!
「この物語の目標ってなんだろう?」
いつもどおりの唐突なはるの台詞
「いや物語性皆無だろ」
「小説としている以上ストーリーは進んでいるんだよ」
「なんや?なんか進んだ話あったか?」
全員黙って熟考するが
「「「なかった」」」
そう、これに物語性やストーリーは本当にないのである。
「ヤバイねこれ、なんか考えないと」
「もうこれはこれでだらだらやってればええんちゃう?」
「そういうわけにはいかないよ、終われないもん」
終われない、連載も書かなければならないはるにとってこれは重要なことだ。
「とりあえず三十話で終わりにしよう」
「そんなにこんなアホみたいなの続けるのか……」
「一ヶ月か……やれるかな?」
「がんばれや」
この小説以外では私雇ってもらえないのに、そんなすぐ終わっちゃうんですか?
「仕方ない、終わりは必ず来る。そういう運命だ。」
「三十話でって決めなくてもいい気はするけどね」
「どうして三十話なん?」
「ネタ切れ」
ネタ切れで終わるんですかこれ!
「正直これ書いてる今もすでに枯渇してるよ」
「じゃあ続かないじゃん」
「無理矢理続けるんだよ、限界は三十話に来ると僕は予想している。」
「じゃあネタあったら三十話以降も続くん?」
「タブンネ」
ネタを作るんだ!あと一ヶ月で1年分は考えるんだ!
「地の文必死だな」
「でもそんな事言われても今だってネタないからこんな話してるわけだし」
「つまり」
つまり、ネタがないって言うことを言い続けるだけになれば続くんですね!
「いやそれはさすがにない」
「なにそれひどい」
「それは読んでくれる人に対して失礼やろ」
現状も十分読んでくれてる人にとって失礼だと思うよ。
「とりあえずこの物語の目標は三十話、一ヶ月毎日更新」
「「おー」」
とりあえず頑張ってください。
一応目標は三十話です。それより早く終わったら謝る。