しましま団とは
何を考えて作ったのかわからない
「しましま団が小説になったぜ」
はるは唐突にそれだけ言った。
「…………はぁ?」
聞いていた団長、もといしましまは解せぬという表情をしている。
「これ小説」
はるは適当な説明を入れてお茶を濁す。
だがしましまにはこうかがないみたいだ。
「お前は小説と言うものがどういうものか勉強してこい。」
「別にいいじゃん。これは自己満足作品だよ。」
「これ読んだらどんな糞SSでも許せるようになりそうだな。」
「ところで他のメンバーは?」
はるはまだいないメンバーに疑問を持った。
そう、この団はしましまとはるの二人だけではないのだ。
「俺が知ってると思ったか?」
「まぁ団長だからね」
『団長だから』素晴らしい一言だ。
これ一つで大抵のことは説明できる。
「ドヤ郎はめんどくさいって、古生とガブはもうどこにいるのか……」
「知ってるじゃねぇか」
古生とやらとガブとやらが行方不明だというのに、
はるはやっぱり団長は知ってるという点に注目してしまう。
「小説化だし自己紹介とメンバー紹介入れよう。」
「こんなところでか?」
はる:藤宮はる
真面目系屑に分類される変態
しましま団では書記を勤めているとかなんとか
仕事は無いらしい……これが初仕事のようです。
団長:しましま
ロリコンっていうと怒るロリコン
言わずと知れた団長……どこででしょうね?
仕事は作らないらしい。
ドヤ郎:つーきこー
ドヤ顔でオヤジギャグを言う人
役職とかは無いらしい……しいてあげるなら雑用とか
古生:古生
個性的な人です。
この説明以外に出番は無いでしょう。
ガブ:ガブリアス
ドラゴン地面タイプのポケモンみたいな名前ですね。
すばやさ種族値102ですか、そうですか。
たぶんこの人も今回以外出番は無いでしょう。
「よし、説明が入ったな。」
「『なんで説明した』って奴がいるんだが?」
「こまけぇこたぁいいんだよ」
こんな駄作どうでしょうか。
「見せるものとしてゴミですね。」
「地の文にツッコむなよ」
この物語(?)はノンフィクションであり、実際の団行動です。解散しちまえこんな団。