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英雄になるのを拒否した錬金術師は先生になるそうです  作者: 無名のニート
一章:怒涛の一ヶ月
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終わりの生活と始まる生活Ⅱ マギア学園と圧政

 10年間ニートの人にいきなり、先生になってくれと国王命令するって頭が少しだけいかれているように思うのは俺だけだろうか。しかし、研究ができなくなるよりはマシだと思ったし、何より受けた依頼は必ず全うしないとな。


 その頃王室では・・・・


「リナ国王、引きこもり錬金術師が、マギア帝国で教師になるなど反対です」

「ヴァンよ。何故そのようなことを申す」

「マギア帝国の学生は金の卵であり、王国の剣となる者たちです。もし、変な教育をされてしまったら、それが腐ってしまいます」

「ヴァン。ライオを恨んでおる気持ちは十分にわかる。だが、これは国王命令である。逆らうというのであれば、騎士団長とて、処罰致す」

「わかりました。申し訳ございません」




 帰宅途中、ふと思ったことがある。マギア学園ってなんだ?という謎のパワーワードが生まれてしまった。しかし、分からないまま先生になっても、生徒たちからの信用も得れないと思うから、仕方なく図書館で少し調べることにした。


 えーとマギア学園は、未来の宮廷魔術師団、王国騎士団を育てるための学園である。入学するのは難しくはないが、振り分け試験でS~Cに分けられ、そこで出世できるかどうかが決まってしまう。エリート学園ということだ。


 しかし、国を守るためにエリート学園を作るのはいいことだと思うが、少なからず、口利きも行われていそうだし、そもそも貧困街の連中は反対する者もいるだろう。なのに、それで騒ぎにならないなんて明らかにおかしい。気になったので他の本も読んでみると、『6年前から続く圧政に終わりは来るのか?』『初代国王は国を自分の玩具だと勘違いしている』などと書かれている本があった。つまり、反対意見を持つ者達を武力で鎮圧しているということか。その結果圧政と言っているものがいると。


 これはリナに直接聞いてみないとわからないことだったので、王城へ向かい、話を聞くことにした。


「リナ。単刀直入に質問だ。マギア学園に関して反対意見を持つの達が起こした、反論会をどういう風に静めている?」

「私の口からは何も言えません。その件に関しては全て、騎士団長ヴァン主導の元、騎士団が処理をしていますので」

「そのやり方は、武力行使で鎮圧していても、文句は言っていないのか?」

「だから、先程も言ったとおり、何も知りません」


 この顔は明らかに何か知っている顔だ。元仲間とはいえ、嘘をつくといつも無理やり笑顔を作る悪い癖がある。でもこれ以上追求するにも、証拠が足りないから今は引き下がるとするか。あーそうだ。この機会だからついでに聞きたいことがあったんだった。


「話を変えるが、何故マギア学園の先生にしようとした」

「助けてくれると思ったからです」


 助けてくれると思ったか。10年前ならば喜んで助けてあげたが、今は無理だ。お前らを否定する=国民達が黙っていないだろうしな。まあ、この言葉の意味を深く考えるよりも、リリスに偵察させることにした。

次回更新は2日後の予定です。お待ち下さい


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あと新作はじめました。こちらも読んでみてください

https://ncode.syosetu.com/n0384fw/

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