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英雄になるのを拒否した錬金術師は先生になるそうです  作者: 無名のニート
プロローグ
1/16

魔王大戦

 「そうか、あの時からもう10年経過していたか」


 俺の名前はライオ、錬金術師(アルケミスト)として、家に引きこもりながら研究をしている。今から話すのは10年前の話だ。あの日、俺と仲間たちの人生は一気に変わってしまった。


 10年前マギア帝国は魔王軍に突如侵攻された。この侵攻自体まだまだ先と予想されていたが、思っていたより早く、皇帝カイルも何も準備をしてしなかっため、誰もが敗北という二文字が頭の中に浮かんでいた。


 その結果俺、リナ、ヴァン、リオンの4人以外全員が戦線を放棄し逃亡、更には皇帝カイルすら、一目散に逃亡。民達を見捨て逃げる者達を愚かな者たちと思ったが、人間はピンチになると自分だけが助かればいいと思う生き物だと思っているから仕方ないと思った。しかし、このまま民を見捨てて俺たちまで逃げてしまえば、仮に魔王軍が撤退した時に反発を書い、暴動が起き、これ以上酷いことになってしまうと思い、戦うことことにした。


「たった4人で、この状況とは面白いな」

「ライオ、ふざけたことを言う前に、どうするか考えなさい」

「賢者リナ様は相変わらず真面目ですね。勇者ヴァン様はどうするべきだと思いますか?」

「お前ら、言い合いをする前に、現状を理解しろ。あと作戦はリオンに任せよう」

「え?三人とも人任せ過ぎませんか?」


 いくら、国のピンチとはいえ、いつもどおり言い合いのできる余裕があるのはどうしてだろう。まあいくら追い込まれても勝利してきたということもあるんだろうけど、一番は信用しているからだろうな。


「ライオ、そろそろ決めてくださいよ」

「はいはい。じゃあ魔道兵器使って、吹っ飛ばすか」

「はーい賛成」

「こういうときだけリナ様の食らいつきは帝国一番の速さですね」

「だーかーら馬鹿にするなああ」


 魔道兵器アルテマ、全てを焼き尽くす破壊の兵器。使用条件は膨大な魔力とマナ。元々趣味で開発していたものが、こんな使い方をするとは驚きだ。


「準備できましたよ。賢者リナ殿」

「くるしゅうない。錬金術師ライオ殿」



 リナの魔力とマナを吸収したアルテマは空へ打ち上げられ、魔物たちをめがけて一目散に拡散し、消滅していった。我ながらこの兵器は、世界のバランスを変えてもおかしくないものという認識もあったが、今は考えなくてもいいかと面倒くさいところから逃げた。


「それじゃー三人とも後は任せたぞ。俺は別の処理にいかないといけないからさ」

「わかった」

「おう」

「かしこまりました」


  リナ、ヴァン、リオンは、魔王ディムを打ち取るべく、前線の方へ向かった。そして俺は、バレないように侵入してあるものを盗もうとする。3人組?いや3匹と戦うことになった。


「ステルスっていうのはな。こうやるんだよ」

「・・・メイ、モネ今すぐ逃げなさい」

「ミラ姉様どうしました」

「いいから早く、この人間只者じゃない。化け物よ」

「魔族なのに、人間の言葉を話せるとは知能があるな。流石魔法の参謀のサキュパス三姉妹じゃないか。でも、ごめんな。もう疲れたから終わりにしようじゃないか」

「人間の癖に、魔族に挑むとはいい度胸ね」

「ミラ姉様!!」

「ミラ様!!」

「悪いな。お前だけ犠牲になって、逃がそうとしているのかもしれないが、それはできないんだよ。3人?いや3匹で仲良くあの世にいけ。さらばだ」


 後に、知る錬金魔法というものを使えるようになったのはこのときだった。ミラ、メイ、モネは光に包まれたと同時に灰になった。


「その頭が良さを人間世界で活かしていれば、お前らは英雄になれたかもな」


 錬金術師だけだと思われているが、実は魔法だって人並み以上に使える。スペック的に最強じゃない?


『伝令、リナ様、ヴァン様、リオン様が魔王ディムを打ち取りました』


 

こうして魔王大戦(デモンウォー)は終わり、この日4人の新たな人生がスタートした。

今物語は始まる!!←一度言ってみたかった。


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