閑話 作中に登場する神仏と、退魔法の紹介①
作中に登場する退魔法について、補足説明を少しだけ紹介したいと思いいます。
作中には様々な神仏が登場いたします。
もちろん! フィクションですので現実の密教や神道とは関係ありません。
※ 関係はないのですが、モデルとして参考にさせてもらっております。
① 役の行者 小角
役小角 えんのおづぬ とも呼ばれる飛鳥時代の呪術師です。鬼神を操ると伝えられ修験道の開祖とされています。光格天皇より神変大菩薩との諡を贈られています。
② 戦闘鬼神 阿修羅王
帝釈天に戦争を仕掛け(かなり同情的な事情がある)しばらく罰を受けていましたが、後に仏法の守護者として復帰します。八部衆に所属。
③ 摩利支天
本作では何かと登場する機会の多い、摩利支天真言。
天部の神仏である摩利支天は多くの戦国武将からも信仰された戦の神でもあります。
陽炎によって身を隠し邪悪な者から姿を隠すと言われています。
④ 摩利支天幻影斬 (オリジナル)
レイジが扱う退魔戦闘術の一つ。
摩利支天の陽炎を利用した、カウンター技である。
⑤ 金剛式気功発勁 (オリジナル)
小角の本拠地であった金剛さんで会得したという 気功破。
つまり かめ〇め破ぽいなにか。
⑥ 不動明王火炎呪
降魔の炎を身にまとう仏法の守護者 不動明王の力である破邪の炎で不浄なる魔を滅する。
対アンデッドや不浄な魔物相手に最も効果を発揮する退魔法。
⑦ 若雷
葵衣が使った雷の術。
若雷とは、黄泉の国で暮らすことになったイザナミの腐った体に宿った八つの雷神の一つです。
⑧ 鈴鹿御前
悪鬼 悪路王の妻であったが、討伐にきた坂上田村麻呂と恋仲になり人と生きることを選んだ鬼姫。
とても美しく、大通連、小通連、顕明連という神刀を所持していた。
⑨ 孔雀明王
マユがグールの爪で麻痺した際に葵衣が唱えたのが孔雀明王の真言です。
孔雀は毒蛇を食うとして、インドで信仰の対象になっていました。それが孔雀明王へとつながったようです。
そのため毒を清めたり毒蛇を追い払うなどの御利益があるそうです。
設定上、都合よく解釈している部分もありますが質問があれば感想欄にでもお願いします。