閑話 作中に登場する神仏と、退魔法の紹介③
作中に登場する神仏と、退魔法の紹介③ になります
① 韋駄天
NHK大河ドラマでもおなじみの いだてん の語源ですね。
インド神話のスカンダが仏教へ流れた姿が 韋駄天となったらしいです。
非常に足が速く、盗難避けの神として有名だったことから足の速い神として定着しました。
レイジは韋駄天真言で脚力を強化した退魔戦闘を好んで使います。
② 毘沙門天 びしゃもんてん
上杉謙信が信仰していたことで有名な軍神です。
四天王として多聞天と称されることもあるようです。
現存する毘沙門天像の仏敵を打ち据える姿はかなりの迫力。
③ 阿修羅王 日輪斬
戦闘鬼神 阿修羅王は 太陽と月を自在に操ると言われた逸話から。
レイジの扱う退魔剣術の中で最強の威力を誇る。
④ 水天神
天部に属する水を司る仏神。ちなみに水天宮に祭られているのは 天御中柱大神であるため、直接的な関係はないようです。
⑤ 伊舎那天 いしゃなてん
大自在天の化身とも言われる 天部の天神です。 北東を守護。
伊邪那岐の命と同一視されるのは 説のひとつであります。
本作ではその説をとらせていただきました。
⑥ 十柄
伊邪那岐の命が所持していた、握り部分が10個ほどの長い柄を持った剣です。
非常に固く欠けることがないとされていましたが、スサノオが八岐大蛇を退治した際に尻尾を斬りつけると刃が欠けてしまったそうです。
その尾から出てきたのが 草薙剣 という説があります。所説ありますので、ここでの議論は避けます。
※ 帝釈天 別名 雷帝インドラ神の退魔術をぜひにも使いたかった。
ですが阿修羅王との因縁があるため、あえてレイジが使わないという選択をしています。
左手の影響でうまく発動するかも微妙だからです。
そのため葵衣は八雷を切り札として使っていました。
 




