リーダー就任しましたっ
残酷な描写、、が無いとは言い切れません苦手な方はここでUターンお願いします。
ゆるゆると書いていくのでどうなるか分かりません←
もし宜しければ作者の気まぐれにお付き合いください。
気をつけてはいますが、もし誤字脱字等ありましたらドシドシ教えてください。遠慮入りませんよ!
*他サイトにも載せてます。
ー私はアメリア・アントワーヌ。この世界に転生してきて早一年。摩訶不思議なこの世界にも何とか順応してきたところだ。摩訶不思議な世界ーーーというのも、ここには元の世界と決定的に違うモノがあるからだ。それは、ーー魔獣。はい、嘘だと思った人手を挙げてー。私も未だ信じられないのだから無理ないか。まあ、魔獣というのは、よーするに魔力を持った獣なわけですね。悪戯もしちゃう。因みに結構大食いです。そういう困ったちゃんは人間にも害を及ぼすわけで…な、なんと、この世界には魔獣討伐の為勇者様という職業があるのだ!何だそりゃって度肝を抜くでしょ?何この二次元ワールド。だが、残念。現実なのである。正確に言うと、若く過激で野蛮なハンター達の会≪Young Ultre Savage Hunter's Association≫の頭文字をとってYUSHA=勇者なのだが…まぁなんとも物騒な名前ですよね。恐ろしい。本質はハンターなので、討伐行為を通常"狩り"と言うらしい。そして、勇者様になる為には、勇者様資格試験というものに合格しなければいけないのだが、、、なんとそれに受かっちゃったんですよ!いやはや、出来心で受けたものの…受かるとは。偶然って怖い。「なぁ、お前。」ブツブツと呟く私に声を掛けてきたのは強面剣士。「わっ、ご、ごめんなさい!」何が悪いのかサッパリだが一応謝っておく。すると、その男は変な顔をした。「何で謝ってんだ?」「なんとなく?」そう言いつつ、私に声を掛けた男の格好をジロジロ見る。真っ赤な長髪に深紅の着流し。派手な男だ。「で、何か用ですか?」はぁ、とため息をついて尋ねると、その男はニッと笑った。「お前、俺の仲間に入れ。」随分上から目線だ。だが、勇者様資格取得者説明会にいるということは勇者様の一人だろう。見た目強そうだ。私はあっさり承諾した。「いいですよ」「じゃ、来い。」そう言うなり、どこかへ向かうこの男の後ろを慌てて追いかけた。足を止めたのは、会場の隅。そこで男はこちらに振り返ってきた。「他の仲間を紹介する。」確かに見ればそこには強そうな面々が勢揃いしていた。「俺は、アルフ。剣士。」まず初めに私をここに連れてきた赤髪の男が名乗ると他の面々も次々に名乗り始めた。「ラシェル・アヴリーヌですわ。魔女ですの」少しつり目がちの目と目の覚めるような金髪を持つ女の人が優雅に微笑んだ。「…エヴァン。盗人」と、くりくりした大きめの目とサラサラしたチョコレートブラウンの髪が印象的な少年。「グレヴィリウスだ。力仕事は任せろ」と親指を立ててみせるのは、大きな身体にモジャモジャした髭をたくわえている黒髪男。揃いも揃ってオーラが半端ない。これは、ラッキーかもと思ったところで、ふとある事に気がついた。このグループ、リーダーいないじゃん!さては、この私をリーダーに、と?ふむふむ。それならば、期待に応えてしんぜよう。「リーダーのアメリア・アントワーヌです。」ペコリと頭を下げる。そこへ「「「なんでやねん!」」」という皆さんからのツッコミが入った。綺麗なハモり具合。感激しますなぁ…なんて目をキラキラさせていると、赤髪の男…そう確かアルフが物凄い勢いで睨みつけてきた。怖っ。「リーダーは当然この俺だ」「だってリーダーです、って名乗らなかったじゃん」私が口を尖らせると、盛大なため息をつかれた。「言外に察しろ。」「まぁ、言わなかったんだし?ここは先に言ったもん勝ちでしょ」平然と言う私に、ラシェルがクスクス笑った。「アルフの負けですわね。面白いから、貴女がリーダーでよろしいのではなくて?」そんなラシェルの言葉に青筋が立っているアルフ。が、すぐため息をつくと「まぁ、いいか。」とあっさり認めた。うむ。潔し。「お前らは良いのか?」「別に。僕は人の下につかないから。」とエヴァン。よーするに他人事らしい。命令には従わなそうな生意気方な顔をしてる。「まぁ、皆がいいなら良いんじゃないか?」とグレヴィリウス。この男もエヴァンとは違った意味だが、誰がリーダーでもいいらしい。「んじゃ、決まりね!改めてよろしく」私は皆の方を見てニコリと笑った。かくして私の放浪の旅は始まったーーーーー。